現在地

升 秀夫(マス ヒデオ; Masu, Hideo)

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所属
医学医療系
職名
助教
生年月
1955-11
URL
研究分野
獣医学
研究キーワード
日本文化と環境
研究課題
動物介在看護の研究1994 -- (現在)/
タニシの生殖器に対する農薬の影響1998 -- (現在)/
蛙に寄生するトリパノソーマの農薬の影響1990 -- (現在)/
職歴
1982-09 -- 1983-08相模原衛生学院看護専門学校 非常勤講師
1982-09 -- 1983-08湘央医学技術専門学校 非常勤講師
1983-04 -- 1983-08東京都理容学校 非常勤講師
1990-04 -- 1996-03茨城県立水戸看護学院 非常勤講師
1991-04 -- (現在)湘央生命科学技術専門学校 非常勤講師
1992-05 -- 1993-03放送大学 非常勤講師
2003-04 -- 2012-03日本体育大学 非常勤講師
1983-09 -- 1986-03筑波大学 研究協力部研究協力課 文部技官
1986-04 -- 2002-09筑波大学 医療技術短期大学部 助手
1991-06 -- 1993-03筑波大学 農林学類 非常勤講師
学歴
-- 1979北里大学 獣医畜産学部 獣医卒業
免許資格等
2009-03-31日本獣医師会生涯研修認定獣医師
所属学協会
1980 -- (現在)日本家畜衛生学会
2003 -- (現在)日本貝類学会
2007 -- (現在)日本看護医療学会
2007 -- (現在)日本看護科学学会
1981 -- 2005日本寄生虫学会
1980 -- (現在)日本獣医学会
1998 -- (現在)日本獣医寄生虫学会
2007 -- (現在)日本精神保健看護学会
1983 -- (現在)日本農村医学会
論文
  • Changes in Moods of Palliative Care Ward Patients by Interacting with Trained Ttherapy Dog Which Is the First Suvh Dog Stationed in a Hospital in Japan and Examination Thereof
    Masu Hideo
    INTERNATIONAL MEDICAL JOURNAL/23(3)/pp.284-287, 2016-6
  • 緩和ケア病棟における動物介在活動に参加したがん患者の体験
    熊坂 隆行; 片岡 三佳; 升 秀夫
    日本看護研究学会雑誌/34(5)/pp.51-57, 2011-12
  • Changes in Patient Mood through Animal-Assisted Activities in a Palliative Care Unit
    Kumasaka Takayuki; Masu Hideo; Kataoka Mika; Numao Akiko
    INTERNATIONAL MEDICAL JOURNAL/19(4)/pp.373-377, 2012-12
  • 神奈川県における大複殖門系虫症の第2例とその硫酸パロモマイシンによる駆虫成績
    影井昇 升秀夫 加藤桂子; +升 秀夫
    日本寄生虫学雑誌/30/p.5, 1981-01
  • 豚回虫感染が養豚産業に及ぼす影響について
    韓相變 升秀夫 近藤末男; +升 秀夫
    家畜衛生研究会報/p.14-15, 1982-01
  • 肝蛭の感染が若齢手に及ぼす影響の研究
    升秀夫
    筑波大学医療短大研究告/p.8, 1987-01
  • 犬糸状虫症に於ける右心房寄生糸状虫摘出手術の臨床効果
    升秀夫
    筑波大学医療技術短大研究報告/(10)/p.79-82, 1989-01
  • タイレリア病と糖尿病併発による水牛死亡例
    升秀夫
    筑波大学医療技術短大研究報告/(11)/p.89-92, 1990-01
  • 牛の耳下腺液採取管挿入手術の一例
    升秀夫 田島淳史; +升 秀夫
    筑波大学医療技術短大研究報告/(12)/p.133-135, 1991-03
  • Long-Term Survey on Intestinal Nematode and Cestode Infections in Stray Puppies in Ibaraki Prefecture.
    Hideharu saeki; Hideo masu
    The Journal of Veterinary Medical Science/59(8)/p.725-726, 1997-01
  • 老人ホームにおける動物の飼育状況調査
    升秀夫 熊坂隆行; +升 秀夫
    日本獣医師会雑誌/54(6)/p.485-488, 2001-01
  • 臨床看護における患者サポート:動物介在看護
    熊坂隆行 升秀夫; +升 秀夫
    臨牀看護/28(12)/p.1831-1836, 2002-12
  • 病院に勤務する看護師への調査による動物介在についての見解
    熊坂隆行 藤村友佳織 山田好秋; 升 秀夫
    日本動物看護学会誌/11(1)/p.49-59, 2006-09
  • 特別養護老人ホームでの動物介在実習前後における動物看護学生の「気分」の変化
    熊坂隆行 升秀夫 川上嘉明 光石智子 他; +升 秀夫
    日本動物看護学会誌/12(1)/p.64-68, 2007-12
  • 霞ヶ浦産ヒメタニシの胎貝数の季節的・地域的変化
    西脇三郎 升秀夫 花輪俊宏; +升 秀夫
    VENUS/67(1~2)/p.73-80, 2008-05
  • 31.霞ヶ浦産ヒメタニシの眼の数の異常(日本貝類学会平成16年度大会(東京)研究発表要旨)
    西脇 三郎; 升 秀夫; 花輪 俊宏; 石井 照久
    Venus : journal of the Malacological Society of Japan/63(1)/p.79, 2004-06
  • 32.ヒメタニシの精巣の組織構造の季節変化(日本貝類学会平成16年度大会(東京)研究発表要旨)
    花輪 俊宏; 升 秀夫; 西脇 三郎
    Venus : journal of the Malacological Society of Japan/63(1)/p.79, 2004-06
  • 33.霞ヶ浦におけるヒメタニシの精巣の病変(日本貝類学会平成16年度大会(東京)研究発表要旨)
    升 秀夫; 西脇 三郎; 花輪 俊宏
    Venus : journal of the Malacological Society of Japan/63(1)/p.79, 2004-06
  • 病院に勤務する看護職員の動物介在に関する意識調査 : 動物介在を導入予定である精神科病院に焦点をあてて
    熊坂 隆行; 升 秀夫; 片岡 三佳
    日本農村医学会雑誌/57(1)/pp.34-49, 2008-05
  • 心に問題を抱える患者を対象とした動物を用いた看護援助の有効性に関する研究
    熊坂 隆行; 升 秀夫; 片岡 三佳; 棟久 恭子; 森田 優子
    日本農村医学会雑誌/59(1)/pp.20-28, 2010-05
著書
  • 寄生虫鑑別アトラス
    升 秀夫
    1998-03
  • 寄生虫鑑別アトラス 第2版
    升 秀夫
    2009-03
  • ヒトと動物の寄生虫鑑別アトラス
    升 秀夫
    2010-03
  • ヒトと動物の寄生虫鑑別アトラス(最新版)
    升 秀夫
    2011-03
  • アニマルセラピー
    熊坂隆行 升秀夫 中村幹 キンバリー・フォーサイス 森田優...
    本の泉社, 2012
  • ヒトと動物の寄生虫鑑別アトラス(最新2版)
    佐伯英治 升秀夫 早川典之; +升 秀夫
    インターズー, 2013
  • 寄生虫鑑別アトラス
    佐伯英治 升秀夫 早川典之; +升 秀夫
    メディカルサイエンス社, 1998-04
  • パラサイト
    内田明彦 佐伯英治 升秀夫 他; +升 秀夫
    メディカグローブ社, 2005-03
  • パラサイト学
    内田明彦 升秀夫 他; +升 秀夫
    メディカグローブ社, 2005-08
  • 動物介在看護
    熊坂隆行 升秀夫; +升 秀夫
    ファームプレス社, 2006-03
  • 寄生虫鑑別アトラス 第2版
    佐伯英治 升秀夫 早川典之; +升 秀夫
    メディカルサイエンス社, 2009-03
  • ヒトと動物の寄生虫鑑別アトラス
    佐伯英治 升秀夫 早川典之; +升 秀夫
    インターズー, 2010-03
  • 顕微鏡検査ハンドブック
    菅野治重・相原雅典・伊勢恵子・伊藤仁・手島伸一・矢冨裕編...
    医学書院, 2012-06
担当授業科目
2018-10 -- 2019-02看護人間工学筑波大学
2018-07 -- 2018-08看護人間工学筑波大学
2018-07 -- 2018-07総合実習筑波大学
2018-10 -- 2018-11生物学実験筑波大学
2018-11 -- 2019-02感染と免疫筑波大学
2018-07 -- 2018-08環境保健学演習筑波大学
2018-04 -- 2018-07人間環境論筑波大学
2017-10 -- 2017-11生物学実験筑波大学
2017-10 -- 2018-02看護人間工学筑波大学
2017-07 -- 2017-08看護人間工学筑波大学
授業以外の教育活動
2014-09 -- (現在)西武文理大学非常勤講師学外
2001-04 -- 2012-03日本体育大学非常勤講師学外
1991-04 -- (現在)湘央生命科学技術専門学校非常勤講師学外
一般講演
  • 動物介在看護とはなにか
    升秀夫
    茨城県獣医師会/2011-02-23
学協会等委員
1982-04 -- (現在)日本獣医師会生涯研修認定医
2005-04 -- (現在)水辺基盤協会副理事長
2007-04 -- (現在)日本釣振興会環境部会/顧問
2007-04 -- (現在)環境省浄化槽フォーラム/理事
1983-04 -- (現在)茨城県獣医師会生涯研修認定医
2009-04 -- (現在)湘央学園評議員
2007-04 -- 2009-03湘央学園監事
学内管理運営業績
2007-04 -- (現在)社団法人 日本釣振興会環境部会顧問
2007-04 -- 2009-03学校法人 湘央学園理事会監事
2007-04 -- (現在)環境省 浄化槽フォーラム理事
2009-04 -- (現在)学校法人 湘央学園評議委員会評議委員
2005-04 -- (現在)NPO法人 水辺基盤協会副理事長
2010-04 -- (現在)社団法人 日本獣医師会生涯研修認定医
その他の活動
2007 -- 2016環境保全上健全な水循環を構築するためには、工場等からの排水のみならず、家庭等から排出される生活排水の対策が重要になっています。生活排水対策については、これを支える住民による活動については、行政任せにしておくのではなく、住民一人一人が、環境保全上の重要性を理解し行動することが理想ですが、3Rや地球温暖化防止に関する活動が年々活性化しているのと比べると、生活排水処理の多くが住民の目から見えにくいものであるためか、期待されるほどには、進んでいないのが現状です。また、地域において河川、湖沼等における水環境の保全や親水活動の推進について熱心に取り組まれている方々も多数おられますが、これらについても、多くの場合、特定の水域を中心 とした活動であるがゆえに、交流 が限定されており、活動の方法や科学的な知見等、その 活動を更に高めるために必要な情報を交換する全国的なネットワークが構築されていない現状にあります。そこで、日常生活の中で生活排水処理を行うことにより、その環境保全効果を身近に体験できる生活・環境実感型施設として、住民の環境意識を高めることができる浄化槽を通じて、水に関する環境保全活動をより活性化させるとともに、NPO等関係者の全国的な情報交換のネットワーク作りを行うため、関係者の方々に御参集いただき「浄化槽フォーラム」を立ち上げるに至ったものです。
メッセージ
「ヒトと動物との絆」動物介在看護とは何か? 現代型新人であるホモサピエンスは、15万年前にアフリカで誕生した霊長類の一種です。約540万~150万年前に、チンパンジーに代表されるテナガザルから分かれ、進化したのがアウストラロピテクスです。その後、19種以上の二足歩行する人類(ヒト)が誕生しましたが、2万数千年前にネアンデルタール人が絶滅して以来、地球上のヒトはホモサピエンスだけになりました。ホモサピエンスは誕生以来、狩猟採取による生活をしてきました。1万5千年前、東アジアでは、氷期から間氷期に至る急激な温暖化にみまわれ、オオツノジカ、ナウマンゾウ、マンモスのような大型哺乳動物が絶滅することで、ホモサピエンスは食料を失い絶滅の危機に直面します。このとき、長江中流域で土器が発明され「稲作漁労」により、食料調達をする農耕文明を獲得します。これにより、それまで続いていた、集団移動による狩猟採取による生活は、定住という新たな段階に進みました。同時期、オオカミから家畜化されたイヌが、私たちヒトと生活を共にするようになりました。イヌとヒトの関係は1万5千年前に遡ることができますが、イヌを家畜化したことは、東アジアの温暖化によるヒトの定住と深く関わるものと考えます。イヌは嗅覚に優れていることから、鳥類や小型哺乳動物の狩猟と深く関わったとも考えています。1万2800年前、中央アジアからヨーロッパにかけて、ヤンガードリヤス期と呼ばれる急激な寒冷化が起きます。森林が失われ、狩猟採取の生活をしていたヒトは、果実、ピスタチア、アーモンドといった食料を失い、絶滅の危機に至ります。このとき、野生のヤギ、ヒツジ、ウシを家畜化することに成功し、同時に野生麦の人工栽培を行う、「畑作牧畜」の農耕革命を起こしました。この農耕革命により、オオカミなどの天敵から牧畜を守るイヌが重要な役割をすることになり、ヒトとイヌの関係(絆)は飛躍的に深まることになりました。以後、ヒトは都市文明社会を構築し、支配階級や有閑層などが、野生動物の家畜化による伴侶動物化の道を歩むなかで、ヒトと動物の絆が深まるようになったと考えています。14世紀半ば以後、ヨーロッパは小氷期(北半球における弱冷期)に見舞われ、森を切りつくしていた畑作牧畜文明の人々は、化石燃料(石炭)を燃やすことで産業革命を起こします。これが現代科学文明のルーツとなりました。しかし、この新たな文明は、地球資源を収奪する欠点をもつ危うい文明でしたが、世界中に蔓延し、地球環境問題を引き起こすことになります。やがて科学文明は、資源の奪い合いによる戦争を引き起こし、人種間格差や、ヒトの自己家畜化、自己人為淘汰へ至ります。2050年に予測されている資源枯渇と人口100億への対応は手つかずのままです。持続可能な社会を獲得するには、資源収奪による経済成長を目的とした偏差値教育を排除し「心へのフロンティア」による相互互助社会への転換が迫られています。この新しい社会システムでは「ヒトと動物の絆」や「ヒトが持つ内なる自然への回帰」が必要です。1万5千年前にモンスーンアジアで起きた農耕革命のときに獲得した、森と水の循環系を世界中に広めると同時に、「ヒトと植物」「ヒトと動物」の関係に、新たな着想を求めた叡智こそが、21世紀以後の新時代を獲得する手段であると考えます。「動物介在看護」とは、その新たな発想に基づいた試みであり、ヒトと動物の絆による、エネルギー循環型社会への礎になります。石油やウランなど資源エネルギー消費時代の終焉が間近に迫ってきました。医療に関しても化学的な手法から脱却し、自己再生能力を引き出す医療が新時代に必須となります。稲作漁労文明から生まれ育った東洋医療と、畑作牧畜文明により育まれた西洋医療が、それぞれの特性を生かし、石油科学医療を過去のものへと捨て去る変革が急務なのです。病魔に見舞われたヒトを家畜小屋のような病院で治療する時代は終えなくてはなりません。医療人が経済優遇を求める古い発想も捨て去らなくてはなりません。この発想の転換が得られないかぎり、統合医療の実現は遠のき、21世紀の持続可能な社会の構築をなすことはできないのです。「動物介在看護」は、21世紀の医療を支えるために芽生えました。

(最終更新日: 2017-05-29)