茅野 大樹(チノ ヒロキ)

所属
人文社会系
職名
助教
研究分野
思想史
ヨーロッパ文学
美学・芸術諸学
研究キーワード
ベンヤミン
ライプニッツ
カント
新カント主義
ゲーテ
ロマン主義
研究課題
ベンヤミンとモナドロジー 関係性の表現2024-04 -- 2025-03茅野大樹日本学術振興会/令和6(2024)年度科学研究費助成事業, 科学研究費補助金, 研究成果公開促進費(学術図書)1,100,000円
後期ベンヤミンの触覚論に関する概念史研究2022-04 -- 2025-03茅野大樹日本学術振興会/科学技術研究費助成事業 若手研究650,000円
ベンヤミンにおけるモナド論的思考の発展と展開2013-04 -- 2015-03茅野大樹日本学術振興会/日本学術振興会特別研究員DC21,100,000円
職歴
2021-05 -- (現在)筑波大学人文社会系助教
取得学位
2019-09博士(学術)東京大学
免許資格等
2011-10ドイツ語上級統一試験
所属学協会
2019 -- (現在)哲学会
2015 -- (現在)美学会
2015 -- (現在)日本ヘルダー学会
2015 -- (現在)日本シェリング協会
2014 -- (現在)日本ライプニッツ協会
2014 -- (現在)ゲーテ自然科学の集い
2014 -- (現在)日本独文学会
2008 -- 2012表象文化論学会
論文
  • 【共訳】〈巨大な病院としての世界〉:ゲーテにおける「人道的看護人」
    粂川万里生、茅野 大樹
    モルフォロギア : ゲーテと自然科学/(45)/pp.98-110, 2023-10
  • 内包量と微分:ヘルマン・コーヘンの新ライプニッツ主義
    茅野 大樹
    ライプニッツ研究/(7)/pp.49-71, 2022-12
  • 関係性の詩学:初期ベンヤミンのヘルダーリン論
    茅野 大樹
    日本ヘルダー学会『ヘルダー研究』/(24)/pp.51-83, 2022-09
  • 【書評】ゲーテとカッシーラーにおける内的精神の共鳴:エルンスト・カッシーラー著(田中良平・森淑仁編訳)『ゲーテとドイツ精神史 講義・講演集より』
    茅野 大樹
    モルフォロギア : ゲーテと自然科学 = Morphologia : Goethe und die Naturwissenschaft/(43)/pp.162-164, 2021-12
  • ベンヤミンの経験概念:変容と回帰
    茅野 大樹
    日本独文学会研究叢書/(144)/pp.5-15, 2021-10
  • 自然のイデアと芸術の原像:ベンヤミンのゲーテ論におけるプラトン主義と新カント主義
    茅野 大樹
    モルフォロギア : ゲーテと自然科学/(42)/pp.43-63, 2020-10
  • アダム言語と純粋言語 : ベンヤミンの言語論における二つの理念
    茅野 大樹
    哲学雑誌/134(807)/pp.160-178, 2020
  • Das Gefühl der Trauer. Zur undeutlichen Erkenntnis in Walter Benjamins Trauerspielbuch
    茅野 大樹
    Neue Beiträge zur Germanistik/16(1)/pp.14-28, 2017
  • モナドとしての芸術作品:Fr・シュレーゲルとベンヤミンのライプニッツ解釈をめぐって
    茅野 大樹
    シェリング年報/24/pp.155-166, 2016
  • 形態学と歴史哲学 : ゲーテとベンヤミンのライプニッツ解釈をめぐって (特集 ゲーテとモナドロジー)
    茅野 大樹
    モルフォロギア : ゲーテと自然科学/(37)/pp.78-99, 2015
  • 認識の明晰さと判明さについて
    茅野 大樹
    repre/(17), 2013
  • 根源、モナド、エンテレケイア : ライプニッツとベンヤミンにおける統一の原理
    茅野 大樹
    超域文化科学紀要/(17)/pp.65-81, 2012
  • 罪と歴史:W・ベンヤミンにおける歴史の時間の中間的性格について
    茅野 大樹
    哲学・科学史論叢/(13)/pp.103-121, 2011
著書
  • アレゴリー的実存とメランコリー――ベンヤミンの悲劇論における生の表現について
    茅野 大樹
    ベンヤミンと実存思想/知泉書館/pp.91-112, 2022-06
  • 一瞬の認識力 ホグレーベの場景視と一望の伝統
    茅野 大樹
    イメージ学の現在 : ヴァールブルクから神経系イメージ学へ/東京大学出版会/pp.479-500, 2019
  • 【博士論文】関係性の表現 ヴァルター・ベンヤミンとモナドロジー
    茅野 大樹
    東京大学総合文化研究科, 2019-09
  • Diskrepante Bilder von Leben und Poesie. Die autobiographischen Werke Prousts und Benjamins
    Chino Hiroki
    Nachleben der Toten - Autofiktion/iudicium Verlag/pp.227-246, 2017
会議発表等
  • Dichter im Zeitalter der lyrischen Krise. Die Großstadterfahrung in Benjamins Baudelaire-Aufsatz
    Chino Hiroki
    Krisen als Impulse für die Germanistik? Überlegungen. Untersuchungen. Reflexionen (Tagung der Gesellschaft für interkulturelle Germanistik)/2024-06-30
  • Kapitalismus als Relation. Über den Kult der Dinge bei Marx und Benjamin
    Chino Hiroki
    62. Kulturseminar der JGG/2023-03-09
  • 内包量と微分:ヘルマン・コーヘンの新ライプニッツ主義
    茅野 大樹
    日本ライプニッツ協会第7回春季大会/2022-3-26
  • ベンヤミンの経験概念:変容と回帰
    茅野 大樹
    日本独文学会秋季研究発表会シンポジウム「ベンヤミンの経験への問い:1930年代を焦点に」/2020-11-22
  • 自然の象徴と象徴の形式:ベンヤミンにおける記号と言語の問題
    茅野 大樹
    ゲーテ自然科学の集い総会/2019-11-09
  • アダム言語と純粋言語:ベンヤミンの言語論における二つの理念
    茅野 大樹
    哲学会研究発表大会/2019-11-03
  • 自然のイデアと芸術の原像:ベンヤミンのゲーテ論におけるプラトン主義の問題
    茅野 大樹
    ゲーテ自然科学の集い東京例会/2019-06-29
  • 実体から機能へ:初期ベンヤミンにおけるモナドロジーの詩学
    茅野 大樹
    日本ヘルダー学会春季研究発表会/2019-06-22
  • 注意力の集中と分散:ノヴァーリスとベンヤミンにおける知覚のモナドロジー
    茅野 大樹
    ゲーテ自然科学の集い東京例会/2016-02-21
  • モナドとしての芸術作品:Fr・シュレーゲルとベンヤミンのライプニッツ解釈をめぐって
    茅野 大樹
    日本シェリング協会第24回総会/2015-07-05
  • 統覚と触覚:ベンヤミンのライプニッツ受容と知覚の変容
    茅野 大樹
    日本ライプニッツ協会第1回春季シンポジウム「『モナドロジー』300年」/2015-03-27
  • Zum Bilde der Kindheit. Benjamin und Proust über Autobiographie
    Chino Hiroki
    57. Kulturseminar der JGG/2015-3-16
  • ゲーテ自然学における連続律の問題:カントとの比較をつうじて
    茅野 大樹
    ゲーテ自然科学の集い京都例会/2014-12-06
  • 力と歴史:ゲーテとベンヤミンのモナドロジー解釈をめぐって
    茅野 大樹
    ゲーテ自然科学の集い総会シンポジウム「モナドロジーとゲーテ形態学――新たな普遍学のプログラムに向けて」/2014-11-02
  • 自然は跳躍しない:カントとゲーテにおける自然認識の原理
    茅野 大樹
    日本独文学会秋季研究発表会/2014-10-12
  • 罪の根源:W・ベンヤミンにおける罪と歴史
    茅野 大樹
    表象文化論学会第5回大会/2010-07-04
  • 休止か中断か:シェーンベルク「モーセとアロン」第二幕最終場面について
    茅野 大樹
    表象文化論学会第4回研究発表集会/2009-11-14
  • 罪責からの/としての思考:アドルノと哲学の負債
    茅野 大樹
    表象文化論学会第3回大会/2008-07-06
担当授業科目
2024-04 -- 2024-07ドイツ語圏文学・文化演習I筑波大学
2024-04 -- 2024-07英米・ヨーロッパ領域卒業論文基礎演習I筑波大学
2024-10 -- 2025-02ドイツ語圏の言語と文化B筑波大学
2024-04 -- 2024-08基礎ドイツ語AI筑波大学
2024-10 -- 2024-12ドイツ語圏文学・文化演習II筑波大学
2024-10 -- 2025-02基礎ドイツ語AII筑波大学
2024-10 -- 2024-12英米・ヨーロッパ領域卒業論文基礎演習II筑波大学
2024-04 -- 2024-08ドイツ語圏の言語と文化A筑波大学
2024-04 -- 2024-08基礎ドイツ語BI筑波大学
2024-10 -- 2024-12文化関係学I筑波大学
さらに表示...
学協会等委員
2023-04 -- (現在)日本独文学会文化ゼミナール実行委員会
2022-09 -- (現在)日本シェリング協会『シェリング年報』編集委員
2022-05 -- 2023-05日本独文学会企画委員
2015-04 -- 2017-03日本独文学会文化ゼミナール実行委員会
学内管理運営業績
2024-04 -- (現在)カリキュラム・将来構想委員会委員
2023-04 -- (現在)人文社会研究群・現代文化学SP予算委員会委員
2022-04 -- (現在)TEACH(日独韓共同修士プログラム)運営委員会委員
2022-04 -- (現在)社会貢献・「優れた外国語活動」認定審査委員会委員
2022-04 -- 2023-03人文社会研究群・現代文化学SP広報委員会委員

(最終更新日: 2024-09-24)