釜江 陽一(カマエ ヨウイチ)

所属
生命環境系
職名
助教
ORCID
0000-0003-0461-5718
URL
eメール
%F<H<@gTJD>CDgAR^miPgONPFP=<g<>gEK
研究分野
気象・海洋物理・陸水学
地理学
研究キーワード
低気圧活動と水蒸気輸送
気候感度
地球温暖化
極端現象
大気大循環
古気候モデリング
研究課題
北東アジアにおけるフューチャーアース推進のための気候変動研究共同拠点形成2022-08 -- 2027-07渡部雅浩JSPS/日中韓フォーサイト事業
気候変動予測と気候予測シミュレーション技術の高度化(全球気候モデル)2022-04 -- 2027-03渡部雅浩文部科学省/気候変動予測先端研究プログラム
世界自然遺産・知床をはじめとするオホーツク海南部海域の海氷・海洋変動予測と海洋生態系 への気候変動リスク評価2021-04 -- 2025-03三寺史夫環境省/環境研究総合推進費
中緯度域の気候変動と将来予測の不確実性2019-06 -- 2024-03見延 庄士郎日本学術振興会/新学術領域研究(研究領域提案型) (分担者)141,050,000円
全球規模の気候変動予測と基盤的モデル開発2017-05 -- 2022-03渡部雅浩文部科学省/統合的気候モデル高度化研究プログラムテーマA
惑星規模のモンスーン長期変動機構の理解と予測2017-04 -- 2020-03釜江陽一日本学術振興会/科学研究費補助金若手研究(B)3,900,000円
季節予報の精度向上と予測情報の社会発信2017-04 -- 2018-03植田宏昭筑波大学/つくば産学連携強化プロジェクト (分担者)1,000,000円
予測情報の信頼性・不確実性の定量化手法の開発2015-04 -- 2017-03植田宏昭文部科学省/気候変動リスク情報創生プログラムテーマC課題(ii)-a
気候感度に関する不確実性の低減化2011-12 -- 2017-03小倉知夫文部科学省/気候変動リスク情報創生プログラムテーマA課題(i)-b-1
職歴
2015-04 -- (現在)筑波大学生命環境系助教
2015-09 -- 2017-08カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋研究所Dept. of Climate, Atmospheric Science and Physical Oceanography客員研究員
2013-04 -- 2015-03国立環境研究所地球環境研究センター特別研究員
2012-04 -- 2013-03東京大学大気海洋研究所特任研究員
学歴
2009-04 -- 2012-03筑波大学 生命環境研究科 博士後期課程地球環境科学専攻
2007-04 -- 2009-03筑波大学 生命環境科学研究科 博士前期課程地球科学専攻
2003-04 -- 2007-03筑波大学 第一学群 自然学類
取得学位
2012-03博士(理学)筑波大学
所属学協会
2019-12 -- (現在)アメリカ気象学会
2015-01 -- (現在)地球環境史学会
2012-08 -- (現在)アメリカ地球物理学連合
2009-04 -- (現在)日本地球惑星科学連合
2007-04 -- (現在)日本気象学会
受賞
2023-09日本気象協会岡田賞東アジアにおいて「大気の川」が極端降水に果たす役割を解明した功績
2023-05日本気象学会 正野賞気候システムの速い変化のメカニズム理解にもとづく大気大循環変動および大気の川の研究
2019-01Outstanding Reviewer Award 2018Outstanding Reviewer for MDPI Atmosphere
2016-08Early Career Researcher Distinguished LecturerUncertainty in Climate Sensitivity: Cloud Adjustment and Feedback
2014-10日本気象学会2014年度 山本賞二酸化炭素濃度上昇に対する対流圏調節過程とその気候変化への寄与に関する研究
論文
著書
  • 気候と水・エネルギー循環
    釜江 陽一
    水文・水資源ハンドブック第二版/朝倉書店/pp.14-16, 2022-10
  • 地球温暖化
    釜江 陽一
    図説 世界の気候事典/朝倉書店, 2022-06
  • 地学基礎 (地基/702)
    天野一男; 渡部潤一; 釜江陽一; 柴崎直明; 田中 博; 小川乃絵; 小幡喜一; 田中舘宏橘; 直井雅文; 村山敬真; 森山義礼
    実教出版, 2022-01
  • The Indo-western Pacific Ocean capacitor effect
    Kosaka Y.; Takaya Y.; Kamae Yoichi
    Tropical and Extra-tropical Air-Sea Interactions/Elsevier/pp.141-169, 2020-11
  • ニュース・天気予報がよくわかる気象キーワード事典
    筆保 弘徳; 山崎 哲; 堀田 大介; 釜江 陽一; 大橋 唯太; 中村 哲; 吉田 龍二; 下瀬 健一; 安成 哲平
    ベレ出版, 2019-10
  • 温暖化で地球環境システムが変わる
    釜江 陽一; 山中 勤; 池田 敦
    改訂版地球環境学/古今書院/pp.88-91, 2019-03
  • Mid-Pliocene Greenhouse Climate Simulated by Atmospheric General Circulation Model : Comparison with Paleoclimate Proxy Data
    釜江 陽一
    Graduate School of Life and Environmental Sciences, the University of Tsukuba, 2012-03
会議発表等
  • More Frequent and Intense Atmospheric Rivers Will Make Landfall over East Asia under Global Warming
    KAMAE Yoichi
    AGU24 Annual Meeting/2024-12-09--2024-12-13
  • Forced response and internal variability of midlatitude climate extremes
    釜江 陽一
    日本気象学会2024年度秋季大会/2024-11-12--2024-11-15
  • Southerly wind and rapid sea-ice reductions along the Hokkaido coast in the Sea of Okhotsk
    KAMAE Yoichi; Yokota M.
    Asian Conference on Meteorology 2024/2024-11-18--2024-11-20
  • Water vapor transport and extreme precipitation over Japan by straight-moving typhoons over the Northwest Pacific Ocean
    Yamada Y.; KAMAE Yoichi
    Asian Conference on Meteorology 2024/2024-11-18--2024-11-20
  • Characteristics of water vapor transport and synoptic disturbance during heavy rainfall in Sanyo, western Japan
    Kano Y.; KAMAE Yoichi
    Asian Conference on Meteorology 2024/2024-11-18--2024-11-20
  • The relationship between atmospheric rivers and the Rossby wave train associated with Asian jet over Eurasia during summer
    Moteki Wataru; KAMAE Yoichi
    Asian Conference on Meteorology 2024/2024-11-18--2024-11-20
  • 山陽の大雨に寄与する水蒸気輸送と地形効果
    鹿野友渚; 釜江 陽一
    日本気象学会2024年度秋季大会/2024-11-12--2024-11-15
  • 夏季ユーラシア大陸上のダブルジェットに沿った波列による東アジアの極端降水の発現パターン
    茂木大歩; 釜江 陽一
    日本気象学会2024年度秋季大会/2024-11-12--2024-11-15
  • 水蒸気輸送を通して日本に大雨をもたらす台風の移動経路
    山田侑奨; 釜江 陽一
    日本気象学会2024年度秋季大会/2024-11-12--2024-11-15
  • Frequency of heavy rainfall and characteristics of mesoscale and synoptic-scale environmental fields in Sanyo
    Kano Y.; Kamae Yoichi
    JpGU Meeting 2024/2024-05-26--2024-05-31
  • Warm conveyor belt and warm current causing the retreat of sea ice along the coast of the Sea of Okhotsk
    Kamae Yoichi; Yokota M.
    JpGU Meeting 2024/2024-05-26--2024-05-31
  • 北西太平洋を直進する台風による日本上空への水蒸気輸送と極端降水
    山田侑奨; 釜江 陽一
    異常気象研究会2023/2023-12-06--2023-12-07
  • Atmospheric phenomena reducing sea ice extent in the southern Sea of Okhotsk in March 1998
    Yokota M.; Kamae Yoichi
    The 38th International Symposium on the Okhotsk Sea & Polar Oceans 2024/2024-02-18--2024-02-21
  • Warm conveyor belt and warm currents causing the retreat of sea ice along the coast of the Sea of Okhotsk
    Kamae Yoichi; Yokota M.
    The 38th International Symposium on the Okhotsk Sea & Polar Oceans 2024/2024-02-18--2024-02-21
  • 北西太平洋を直進する台風による日本上空への水蒸気輸送と極端降水
    山田侑奨; 釜江 陽一
    日本気象学会2023年度秋季大会/2023-10-23--2023-10-26
  • シルクロードテレコネクションと大気の川の関係
    茂木大歩; 釜江 陽一
    日本気象学会2023年度秋季大会/2023-10-23--2023-10-26
  • 寒冷渦の影響を受けた台風事例の頻度の変動要因
    菅原風子; 釜江 陽一; 春日悟; 本田明治
    日本気象学会2023年度秋季大会/2023-10-23--2023-10-26
  • CMIP6 piControl 実験における放射フィードバック強度に関する解析:全球平均地表⾯温度の変化と放射応答のラグ関係の観点から
    土田耕; 望⽉崇; 川村隆⼀; 川野哲也; 釜江 陽一
    日本気象学会2023年度秋季大会/2023-10-23--2023-10-26
  • Extratropical cyclones and atmospheric rivers associated with rapid sea-ice reduction events in the Okhotsk Sea
    Kamae Yoichi; Ueda H.; Inoue T.; Mitsudera H.
    Hotspot2 international workshop on mid-latitude ocean-atmosphere interactions/2023-06-16--2023-06-18
  • Global climate simulation under 450-kyr orbital forcing: implications for East Asian summer monsoon variability
    Matsusita T.; Ueda Hiroaki; Harada Mariko; Nakagawa T.; K...
    AGU Fall Meeting 2022/2022-12-12--2022-12-16
  • 極東域におけるブロッキング高気圧を伴う熱波の地球温暖化による変化
    北出拓海; 釜江 陽一; 松枝未遠
    異常気象研究会異常気象研究会2022・第10回観測システム・予測可能性研究連絡会/2022-12-01--2022-12-02
  • 日本付近における二つ玉低気圧と水蒸気輸送の関係
    永山聡一朗; 釜江 陽一; 見延庄士郎
    異常気象研究会/2022-12-01--2022-12-02
  • 地球温暖化に伴う北海道内陸部における冬季降雪量の変化
    成川陽路; 釜江 陽一
    異常気象研究会/2022-12-01--2022-12-02
  • East-Asian atmospheric rivers bring more frequent and intense extreme rainfall under global warming
    Kamae Yoichi; Imada Y.; Kawase H.; Mei W.
    Asian Conference on Meteorology 2022/2022-11-24--2022-11-24
  • CMIP6 piControl実験における 全球平均地表⾯温度の変化と放射応答のラグ関係についての要因分析
    ⼟⽥耕; 望⽉崇; 川村隆⼀; 川野哲也; 釜江 陽一
    日本気象学会2022年度秋季大会/2022-10-24--2022-10-27
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担当授業科目
2024-10 -- 2025-02卒業研究A筑波大学
2024-10 -- 2025-02研究演習B筑波大学
2024-10 -- 2025-02研究演習A筑波大学
2024-10 -- 2025-02Paper Preparation筑波大学
2024-04 -- 2024-08卒業研究A筑波大学
2024-10 -- 2025-02卒業研究B筑波大学
2024-04 -- 2024-08研究演習A筑波大学
2024-05 -- 2024-08地球環境学1筑波大学
2024-04 -- 2024-07大気科学演習A筑波大学
2024-10 -- 2024-12大気科学演習B筑波大学
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授業以外の教育活動
2024-09 -- 2024-09インターン受け入れ呉工業高等専門学校
2022-10 -- 2022-10紫西プレカレッジ出前講座茨城県立下館第一高等学校
2020-11 -- 2021-02STEAMライブラリ教材「防災教育〜災害に対してどのように向き合うか〜」作成協力海城中学高等学校
2018-03 -- 2018-03第7回茨城県高校生科学研究発表会 審査員筑波大学
一般講演
  • 世界各地に大雨をもたらす大気の川
    釜江 陽一
    かわさき市民アカデミー/2024-05-16--2024-05-16
  • 世界各地に大雨をもたらす大気の川
    釜江 陽一
    かわさき市民アカデミー/2024-05-16--2024-05-16
  • 気候システムの速い変化のメカニズム理解にもとづく大気大循環変動および大気の川の研究 -日本気象学会2023年度正野賞受賞記念講演-
    釜江 陽一
    日本気象学会2023年度春季大会/2023-05-16--2023-05-20
  • 大気の川とは何か?日本を襲う豪雨と今後の見通し
    釜江 陽一
    気象キャスターネットワーク研修会/2022-03-05--2022-03-05
  • 豪雨の正体に迫る 大気の川×線状降水帯
    釜江 陽一
    気象サイエンスカフェ/2021-05-29--2021-05-29
  • 日本に豪雨をもたらす大気の川の特徴と今後の見通し
    釜江 陽一
    日本気象予報士会神奈川支部第101回神奈川予報士会/2021-02-27--2021-02-27
  • 気象学から見る全球規模の気候変動と豪雨との関係
    釜江 陽一
    日本旅行医学会イブニングセミナー/2018-10-26--2018-10-26
  • Uncertainty in climate sensitivity: Cloud adjustment and feedback -Early Career Researcher Distinguished Lecture-
    Kamae Yoichi
    AOGS 13th Annual Meeting/2016-08-03--2016-08-03
  • 二酸化炭素濃度上昇に対する対流圏調節過程とその気候変化への寄与に関する研究 -日本気象学会2014年度山本賞受賞記念講演-
    釜江 陽一
    日本気象学会2014年度秋季大会/2014-10-21--2014-10-23
  • 近年の様々なトレンドと人為的な寄与 -陸上猛暑と対流圏上層気温を例に-
    釜江 陽一
    JAMSTECアプリケーションラボ 大気海洋セミナー/2014-10-07--2014-10-07
  • 東アジアの気候変動とモンスーン. -過去から将来にかけて-
    釜江 陽一
    地球研プロジェクト「高分解能古気候学と歴史・考古学の連携による気候変動に強い社会システムの探索」全体会合/2014-03-18--2014-03-19
  • 鮮新世中期温暖期における熱帯大気循環の再現と大気上端放射収支
    釜江 陽一
    気候力学合同セミナー/2011-11-02--2011-11-02
  • 鮮新世中期温暖期における大気大循環の再現と古植生記録による検証
    釜江 陽一
    気候システム研究系気候システムセミナー/2011-07-29--2011-07-29
  • 大気大循環モデルを用いた古気候再現と地質記録の比較 -鮮新世中期を例に-
    釜江 陽一
    中部山岳3大学連携年次研究報告会/2010-12--2010-12
  • CO2倍増による全球降水抑制効果
    釜江 陽一
    気象研究所気候研究部研究会/2008-03-27--2008-03-27
  • 気候システムにおける様々なフィードバック
    釜江 陽一
    第3回生命環境科学研究科シンポジウム 地球温暖化IPCCレポートにおける基礎研究の役割/2008-02-22--2008-02-22
  • 夏季アジアモンスーン域における水循環の変動予測
    釜江 陽一
    気候コロキウム6月例会/2007-06-02--2007-06-02
学協会等委員
2024-07 -- 2025-06日本気象学会企画調整委員会委員
2024-07 -- 2025-06日本気象学会山本賞候補者推薦委員会委員
2022-12 -- (現在)日本地球惑星科学連合広報委員会委員
2022-09 -- (現在)Asia Oceania Geosciences Society (AOGS)Section Secretary in Atmospheric Sciences
2021-01 -- (現在)FrontiersReview Editor for Atmospheric Science, Frontiers in Earth Science
2020-06 -- 2021-05日本気象学会日本気象学会2021年度春季大会実行委員会
2020-06 -- (現在)日本気象学会松野賞候補者推薦委員
2018-07 -- (現在)日本気象学会Journal of the Meteorological Society of Japan編集委員会委員
2015-05 -- 2015-05日本気象学会日本気象学会2015年度春季大会実行委員会
学内管理運営業績
2021-04 -- 2021-08地球学類大学説明会委員会委員
2022-04 -- 2026-03地球学類生クラス担任クラス担任
2019-04 -- (現在)環境科学専攻将来検討委員会委員
2019-04 -- (現在)環境科学専攻英語プログラム(SUSTEP)委員会委員
2019-04 -- (現在)環境科学専攻カリキュラム委員会委員
その他の活動
2023-07 -- 2023-07テレビ朝日への取材協力
2023-07 -- 2023-07NHKへの取材協力
2023-07 -- 2023-07読売新聞への取材協力
2022-06 -- 2022-06読売テレビへの取材協力
2022-07 -- 2022-07読売新聞への取材協力
2022-01 -- 2022-01日刊工業新聞への取材協力
2022-01 -- 2022-01プレスリリース 地球温暖化により「大気の川」由来の「経験したことのない大雨」が増える(2022年1月18日筑波大学・気象研究所)
2021-04 -- (現在)学術誌Scientific Data論文の査読
2021-08 -- 2021-08MBSラジオネットワーク1・17への取材協力
2021-08 -- 2021-08朝日新聞への取材協力
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(最終更新日: 2024-12-21)