蔡 芸琦(サイ ユンチ)

所属
人文社会系
職名
助教
研究分野
刑事法学
研究キーワード
行為論
詐欺罪
作為義務
不作為犯
性犯罪
研究課題
詐欺罪における告知義務の判断構造2018-12 -- 2025-03蔡芸琦公益財団法人ヒロセ国際奨学財団/研究助成
刑法における性的自由の構造と性犯罪の立法・解釈2020-12 -- 2024-03蔡芸琦筑波大学/研究基盤支援プログラム
不作為犯における作為義務者の特定の基準2017-04 -- 2020-03蔡芸琦日本学術振興会/科学研究費補助金(若手研究(B))
職歴
2020-03 -- (現在)筑波大学人文社会系助教
2016-10 -- 2020-03信州大学経法学部助教
学歴
2011-04 -- 2017-03早稲田大学 法学研究科公法学専攻博士後期課程
2009-04 -- 2011-03早稲田大学 法学研究科公法学専攻修士課程
取得学位
2017-03博士(法学)早稲田大学
免許資格等
2009-02日本語能力試験1級
所属学協会
2020-06 -- (現在)日本法政学会
2020-06 -- (現在)ジェンダー法学会
2020-04 -- (現在)いほうの会
2011-05 -- (現在)日本刑法学会
論文
  • 特殊詐欺事案からみた故意の本質
    蔡 芸琦
    法政論叢/pp.85-98, 2022-12
  • 特別刑法判例研究(98)覚醒剤の所持罪とその譲渡未遂罪との罪数関係[名古屋高金沢支判平成30.2.20]
    蔡 芸琦
    法律時報/pp.139-142, 2022-02
  • 刑法178条の「抗拒不能」の解釈および性犯罪の故意の認定
    蔡 芸琦
    ジェンダーと法/pp.186-203, 2021-07
  • 挙動による欺罔行為について―いわゆる「作為と不作為の区別」論からの検討ー
    蔡 芸琦
    信州大学経法論集/(7)/pp.1-32, 2019-09
  • 不作為犯における作為義務論の問題点
    蔡 芸琦
    信州大学経法論集/(3)/pp.109-123, 2018-03
  • (博士学位請求論文)不作為犯における作為義務の根拠
    蔡芸琦
    早稲田大学, 2017-03
  • 外国文献紹介 周漾沂「刑法における保障人的地位の法的基礎の再構築」
    蔡 芸琦
    早稲田法学 = The Waseda law review/91(4)/p.221-230, 2016-01
  • 特別刑法判例研究(53)旅行業法の無登録営業罪の成立範囲[高松高裁平成25.1.29判決]
    蔡 芸琦
    法律時報/86(9)/pp.132-135, 2014-08
  • 台湾刑法における先行行為に基づく保障人的地位
    蔡 芸琦
    早稲田大学大学院法研論集/(150)/pp.177-196, 2014
  • 中国裁判事例研究(7) 最高人民法院指導性案例1~ 8
    但見亮 御手洗大輔 蔡芸琦 暁琢也
    比較法学/46(3)/pp.339-376, 2013-03
  • 保障人的地位の実質的発生根拠について : 「排他的支配」と「他者による介入可能性」概念を中心に
    蔡 芸琦
    早稲田大学大学院法研論集/(142)/pp.77-100, 2012
著書
  • 不同意性交等罪・不同意わいせつ罪の「不同意困難状態」
    蔡 芸琦
    甲斐克則先生古稀祝賀論文集/成文堂, 2024-10
  • 不作為による共同正犯
    蔡 芸琦
    続・刑法の判例/pp.133-146, 2022-11
  • 覚醒剤の所持罪とその譲渡未遂罪との罪数関係〔名古屋高金沢支判平成30年2月20日刑集73巻5号221頁参照〕
    蔡 芸琦
    判例特別刑法〔第4集〕/pp.347-354, 2022-07
  • 性的自由に対する罪の成否
    蔡 芸琦
    熟議民主主義×科学技術×法学の共振と相互連関:新研究領域のシーズ/pp.120-124, 2022-03-25
  • 故意の認定
    蔡 芸琦
    高橋則夫先生古稀祝賀論文集〔上巻〕, 2022-03
  • Ⅸ二重の危険
    蔡 芸琦
    アメリカの刑事判例2, 2019-12
  • 保證人地位之判斷模式
    蔡 芸琦
    法學與風範, 2018-01
  • 旅行業法の無登録営業罪の成立範囲〔高松高判平成25年1月29日高刑速(平25)号259頁〕
    蔡 芸琦
    判例特別刑法〔第2集〕, 2015-07
  • 不作為犯における作為義務の内容―「作為容易性」を中心に―
    蔡 芸琦
    曽根威彦先生・田口守一先生古稀祝賀論文集〔上巻〕, 2014-03
会議発表等
  • 特殊詐欺事案からみた故意の本質及び故意の認定
    蔡 芸琦
    日本法政学会第135回研究会/2021-11-27--2021-11-28
  • 覚せい剤所持罪・譲渡罪の罪数関係
    蔡 芸琦
    特別刑法判例研究会/2021-05-22--2021-05-22
  • 裁判例からみる性犯罪の問題点――フラワーデモを契機として――
    蔡 芸琦
    ジェンダー法学会第18回学術大会/2020-12-12--2020-12-13
  • 窃盗罪における占有
    蔡 芸琦
    2019年第9回信州大学経法学部法学研究会/2019-11
  • 挙動による欺罔行為
    蔡 芸琦
    第103回早稲田大学刑事法研究会/2019-07
  • 被害者の確認措置と詐欺罪における欺罔行為の判断
    蔡 芸琦
    2018年第11回信州大学経法学部法学研究会/2018-11
  • 詐欺罪における告知義務の判断方法
    蔡 芸琦
    2017年第8回信州大学経法学部 法学研究会/2017-11
  • 刑法における保障人的地位の法的基礎の再構築
    蔡 芸琦
    第83回早稲田大学刑事法学研究会/2015-07
  • 不特定多数人に対してP2P型ファイル共有ソフトを提供する行為につき、ソフト利用者と著作権法違反の罪の共同正犯を認めた事案
    蔡 芸琦
    第75回早稲田大学刑事法研究会/2013-12
  • 日本医師法19条の応招義務違反と医師の刑事責任
    蔡 芸琦
    早稲田大学・人民大学ワークショップ/2010-03
担当授業科目
2024-04 -- 2024-08国際公共政策論国際公共政策プログラム
2023-04 -- 2024-03ファーストイヤーセミナー総合学域群
2022-10 -- (現在)法学の最前線チュートリアル社会学類
2022-04 -- (現在)卒業論文社会学類
2022-04 -- (現在)比較刑法A社会学類
2022-04 -- (現在)比較刑法演習A社会学類
2022-04 -- (現在)刑法演習III社会学類
2021-09 -- (現在)比較刑法演習B国際公共政策プログラム
2021-09 -- (現在)刑法演習Ⅱ社会学類
2021-04 -- (現在)刑法演習Ⅰ社会学類
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授業以外の教育活動
2012-03 -- 2012-03特別講義「日本における犯罪被害者保護に関する法制度」中原大学
学協会等委員
2022-04 -- (現在)日本法政学会国際交流委員
2020-06 -- 2022-04茨城県弁護士会懲戒委員会予備委員
学内管理運営業績
2024-04 -- (現在)ハラスメント相談員
2023-04 -- 2024-03総合学域群第1類4クラス担任
2021-04 -- 2022-06法学主専攻広報委員
2020-11 -- 2022-03ハラスメント相談員
2020-09 -- (現在)法学主専攻予算委員
2020-04 -- 2022-06社会学類クラス担任

(最終更新日: 2024-08-08)