現在地

島野 仁(シマノ ヒトシ; Shimano, Hitoshi)

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所属
医学医療系
職名
教授
生年月
1960-02
URL
研究分野
代謝学
代謝学
分子生物学
研究課題
脂質の量と質が制御するオルガネラ恒常性の分子機構の解明2018 -- 2020島野 仁日本学術振興会/基盤研究(A)44,720,000円
炎症細胞社会における臓器脂質の量的質的変容がもたらす炎症と線維化の機序と予防戦略2017 -- 2021島野 仁日本学術振興会/新学術領域研究(研究領域提案型)91,520,000円
横紋筋融解症発症モデルマウスにおけるオートファジー異常の分子メカニズム2015 -- 2016島野 仁日本学術振興会/挑戦的萌芽研究3,510,000円
Elovl6による脂肪酸の質的変容が起こす多臓器代謝病態と脳行動異常のメカニズム2015 -- 2017島野 仁日本学術振興会/基盤研究(A)35,710,000円
酸化ストレスを消去する腸管作用型新規ナノ粒子を利用した動脈硬化抑制の試み2014 -- 2014島野 仁日本学術振興会/挑戦的萌芽研究3,640,000円
SREBP1 転写に関与する因子のクロスネットワークの解明2001 -- (現在)/企業からの受託研究
糖脂質エネルギー代謝の転写調節に関する研究助成2001 -- (現在)/企業からの受託研究
脂肪酸の質に視点を置いた新規生活習慣病治療戦略 -- (現在)/
肥満、インスリン抵抗性の発症機構 -- (現在)/
動脈硬化症にかかわる遺伝子発現 -- (現在)/
職歴
2005-08 -- (現在)筑波大学 大学院人間総合科学研究科 助教授
2005 -- (現在)筑波大学附属病院 病態栄養部長
2006-05 -- (現在)筑波大学附属病院 教授
2008-02 -- (現在)筑波大学 大学院人間総合科学研究科 教授
学歴
-- 1984東京大学 医学部 医学科卒業
取得学位
博士(医学)東京大学
免許資格等
1984-05-28医師免許
所属学協会
-- (現在)日本糖尿病学会
-- (現在)日本動脈硬化学会
-- (現在)日本内科学会
-- (現在)日本内分泌学会
-- (現在)日本病態栄養学会
-- (現在)日本臨床分子医学会
受賞
2009-07-18日本動脈硬化学会五島雄一郎賞
2005-11-17日本医師会研究助成賞
2004-07-17日本臨床分子医学会学会賞
2003-05-09日本内分泌学会  研究奨励賞
2000-10-21日本糖尿病合併症学会ヤングインヴェスティゲーター賞
論文
著書
  • 糖尿病大血管障
    島野 仁
    内分泌代謝専門医ガイドブック(改訂第4版), 診断と治療社, 2016-03
  • 糖尿病大血管障
    島野 仁
    内分泌代謝専門医ガイドブック(改訂第3版), 診断と治療社, pp.347-351, 2012-11
  • 脂質異常症合併時(第III章 食事療法)
    戒能健太; 島野 仁
    糖尿病 最新の治療2019-2021, 南江堂, pp.96-98, 2019-02
  • SREBPによる脂質代謝調節(第2章 病因と病態生理)
    島野 仁
    TG血症(診断と治療のABC), 最新医学社, pp.67-74, 2018-09
  • 食品機能性脂質による肥満の予防と軽減(第3章 医学的な効果)
    宮本崇史; 島野 仁
    食品機能性脂質の基礎と応用, シーエムシー出版, pp.125-133, 2018-05
  • 脂質異常症治療薬
    島野 仁; 高木総
    今日の治療指針「同種薬の特徴と使い分け」, 医学書院, 2018-01
  • 脂質異常症治療薬
    島野 仁; 高木総
    今日の治療指針「同種薬の特徴と使い分け」, 医学書院, pp.685-688, 2017-01
  • 動脈硬化におけるトランスジェニックマウスの作製手法(第9章生活習慣病領域におけるモデル動物の作成法と最新のメカニズム・創薬応用)
    住吉克彦; 中川 嘉; Shimano Hitoshi
    動物/疾患モデルの作製技術・病態解析・評価手法, 技術情報協会発行, pp.399-407, 2017-08
  • フィブラート系薬
    中川 嘉; Shimano Hitoshi
    糖尿病と循環器病 一歩進んだ糖尿病循環器学, 医薬ジャーナル, pp.274-280, 2017-03
  • 酵素の栄養生化学(第7章)
    島野 仁
    栄養生化学(新体系看護学全書 人体の構造と機能②), メヂカルフレンド社, pp.141-147, 2014-11
  • エネルギーの栄養生化学(第6章)
    島野 仁
    栄養生化学(新体系看護学全書 人体の構造と機能②), メヂカルフレンド社, pp.123-140, 2014-11
  • 内分泌・代謝疾患
    島野 仁
    ガイドラインに基づく臨床指針(改訂第12版), 第一三共株式会社発行, pp.289-312, 2015-04
  • 内分泌・代謝疾患
    島野 仁
    ガイドラインに基づく臨床指針(改訂第11版), 第一三共株式会社発行, pp.271-294, 2014-04
  • 脂肪酸の主な働き(編集、文光堂)17-21, 2013年2月
    岩崎 仁; 島野 仁
    そうだったんだ!脂肪酸-循環器疾患との深い関係-, 文光堂, pp.17-21, 2013-02
  • 脈管専門医のための臨床脈管学
    島野 仁
    脈管専門医のための臨床脈管学, メディカルトリビューン, 2010-02
  • トピックス 肝臓における脂質代謝研究の進歩(IV章. 肝臓-代謝性疾患)
    岩崎 仁; 島野 仁
    専門医のための消化器病学 第2版, 医学書院, pp.386-387, 2013-10
  • I-10章-A NAFLDと糖代謝異常(NASH編 I.基本編~NASHを診る前の基礎知識~)
    矢藤 繁; 島野 仁
    Hepatology Practice 第2巻 NASH・アルコール性肝障害の診療を極める 基本から最前線まで, 文光堂, pp.71-74, 2013-10
  • 脂肪酸の生合成とその酸化
    島野 仁
    人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 改訂第2版, 南江堂, pp.151-154, 2013-09
  • リスク山積み!(インスリン抵抗性症候群、高脂血症合併、高血圧合併)
    島野 仁
    シュミレイション内科 糖尿病を探る, 永井書店, 2004-12
  • 動脈硬化
    島野 仁
    生活習慣病とPPARs, ライフサイエンス出版, 2007-03
  • 酵素の栄養生化学(第7章)
    島野 仁
    栄養生化学(新体系看護学全書 人体の構造と機能②), メヂカルフレンド社, pp.141-148, 2012-12
  • エネルギーの栄養生化学(第6章)
    島野 仁
    栄養生化学(新体系看護学全書 人体の構造と機能②), メヂカルフレンド社, pp.123-140, 2012-12
  • 生活習慣病(生活・社会・環境要因)
    島野 仁; 矢藤 繁
    内科学 第10版, 朝倉書店, pp.2348-2352, 2013-06
  • 生活習慣病と転写因子
    島野 仁
    フォトサイエンス生物図鑑, 数研出版, pp.94-95, 2012-02
  • リポ蛋白とその分画
    島野 仁
    臨床検査ガイド 2013~2014, 文光堂, pp.272-276, 2013-03
会議発表等
  • 転写共因子CtBP2は膵β細胞におけるインスリン遺伝子発現に重要な役割を果たしている
    馬 洋; 関谷 元博; 菅澤 威仁; 戒能 賢太; 関根 七海; 武...
    第61回日本糖尿病学会年次学術集会/2018-05-24--2018-05-26
  • Hepatic KLF15 is involved in lipogenesis via inhibitory effect on SREBP-1c promoter during fasting.
    Takeuchi Yoshinori; Yahagi Naoya; Aita Yuichi; Murayama Y...
    IDF (International Diabetes Federation) Congress 2019/2019-12-02--2019-12-06
  • 三尖弁閉鎖症術後経過観察中に糖尿病ケトアシト?ーシスをきたし大量輸液を行った一例
    大山真理子; 岩崎 仁; 松田高明; 古田泰久; 菅野洋子; 関谷元...
    第56回日本糖尿病学会関東甲信越地方会/2019-01-26--2019-01-26
  • L-アスパラギナーゼ投与後に 1 型糖尿病を発症した一例
    古田泰久; 矢藤 繁; 岩崎 仁; 関谷元博; 鈴木浩明; 島野 仁
    第56回日本糖尿病学会関東甲信越地方会/2019-01-26--2019-01-26
  • 脂肪酸組成および脂肪酸伸長酵素Elovl6が心肥大・心不全の病態に及ぼす影響
    松井弘樹; 須永浩章; Yogi Umbarawan; 忠木沙耶香; 磯 達也;...
    第25回日本未病システム学会学術総会/2018-10-27--2018-10-28
  • SNP rs7074440は肝細胞において転写因子C-FOSとの結合を介してTCF7L2遺伝子発現を調節している機能性SNPである
    武内謙憲; 矢作直也; 朴 賢英; 會田雄一; 村山友樹; Saber Z...
    第51回日本動脈硬化学会総会・学術集会/2019-07-11--2019-07-12
  • 栄養環境センシングと制御(の分子基盤) 代謝産物センサー分子CtBP2を中心とした新しい代謝制御システムの同定
    関谷元博; 戒能 賢太; 馬 洋; 武内謙憲; 中川 嘉; 松坂 賢...
    第92回日本生化学会大会/2019-9-18--2019-9-20
  • 糖尿病患者のバランス能力と筋力を含む身体能力に関する研究 糖尿病入院患者を対象とした退院後の転倒追跡調査について
    鈴木 康裕; 矢藤 繁; 鈴木浩明; 加藤秀典; 石川公久; 羽田康...
    第5回日本糖尿病理学療法学会学術大会/2018-9-14--2018-9-14
  • 亜急性甲状腺炎に甲状腺クリーゼとたこつぼ型心筋症を伴った一例
    山崎大地; 松本なこ; 大崎芳典; 大内奈美; 山本由季; 大山真...
    第29回臨床内分泌代謝update/2019-11-29--2019-11-30
  • 1型DM感受性遺伝子を有したL-asparaginase誘発糖尿病の一例
    矢藤 繁; 古田泰久; 岩崎 仁; 関谷元博; 鈴木浩明; 島野 仁
    第29回臨床内分泌代謝update/2019-11-29--2019-11-30
  • Not diabetic polyneuropathy but muscle strength and fasting C-peptide levels are important predictors for falls in subjects with diabetes
    Suzuki Y.; Suzuki H.; Ishikawa T.; Yamada Y.; Yatoh S.; S...
    55th Annual Meeting of the European-Association-for-the-Study-of-Diabetes (EASD)/2019-09-16--2019-09-20
  • 糖と脂肪酸のエネルギー基質動員を制御する分子基盤の探求
    泉田欣彦; 和田亘弘; 矢作直也; 武内謙憲; 李 恩旭; 呼延宜...
    第62回日本糖尿病学会年次学術集会/2019-05-23--2019-05-25
  • 多価不飽和脂肪酸(PUFA)によるSREBP-1特異的な抑制機序の解明
    升田 紫; 矢作直也; 武内謙憲; 和田亘弘; 呼延宜人; 李 恩旭...
    第62回日本糖尿病学会年次学術集会/2019-05-23--2019-05-25
  • 1型糖尿病におけるFreeStyleリブレの血糖コントロールに与える影響
    松田高明; 鈴木浩明; 松田えりか; 山本由季; 大山真理子; 古...
    第62回日本糖尿病学会年次学術集会/2019-05-23--2019-05-25
  • 1型糖尿病小児を対象とした体組成,身体能力,痛覚閾値についての探索的調査
    鈴木 康裕; 岩淵 敦; 鈴木浩明; 岩崎 仁; 笠原啓介; 高橋裕...
    第62回日本糖尿病学会年次学術集会/2019-05-23--2019-05-25
  • Octacosanol prevents HFD-induced obesity by activating energy expenditure and thermogenesis in brown and beige fats.
    松坂 賢; Sharma Rahul; 本村香織; 武内謙憲; 矢作直也; 宮...
    第62回日本糖尿病学会年次学術集会/2019-05-23--2019-05-25
  • メタボリックシンドロームの病態形成に重要と考えられる代謝産物センサー分子CtBP2の活性化化合物の探索
    戒能 賢太; 関谷元博; 馬 洋; 武内謙憲; 松坂 賢; 中川 嘉...
    第62回日本糖尿病学会年次学術集会/2019-05-23--2019-05-25
  • 新しい糖尿病治療薬開発に向けた代謝産物センサー分子CtBP2の構造機能連関の理解
    関谷元博; 戒能 賢太; 馬 洋; 武内謙憲; 中川 嘉; 松坂 賢...
    第62回日本糖尿病学会年次学術集会/2019-05-23--2019-05-25
  • 心血管疾患のリスク病態としてのNAFLD/NASH(合同シンポジウム)
    島野 仁
    第51回日本動脈硬化学会総会・学術集会/2019-7-11--2019-07-12
  • 小腸切除モデルマウスの肝臓における脂質代謝関連遺伝子発現の検討
    小野 健太郎; 佐々木 理人; 白根 和樹; 田中 保成; 相吉 翼; ...
    第56回日本小児外科学会学術集会/2019-05-23--2019-05-25
  • 小腸切除モデルマウスの作成と肝代謝関連遺伝子発現の変化
    小野 健太郎; 佐々木 理人; 松坂 賢; 島野 仁; 増本 幸二
    日本外科代謝栄養学会第56回学術集会/2019-05-23--2019-05-25
  • 治療に難渋した妊娠時一過性甲状腺機能亢進症の1例
    藤田 英理子; 菅野 洋子; 矢藤 繁; 片倉 雪乃; 高木 聡; 尾...
    第26回臨床内分泌代謝Update/2016-11-18--2016-11-19
  • CHD7遺伝子異常を認めたKallmann症候群の女性の1例
    尾本 美代子; 高木 総; 古川祥子; 岡島由佳; 佐藤武志; 鳴海...
    第26回臨床内分泌代謝Update/2016-11-18--2016-11-19
  • Carney複合とACTH依存性subclinical Cushing症候群合併の1症例
    志鎌 明人; 松村 えりか; 尾本 美代子; 久芳 素子; 菅野 洋子...
    第26回臨床内分泌代謝Update/2016-11-18--2016-11-19
  • 膵β細胞の増殖を誘導する脂肪酸の探索とその分子機構の解析(ポスター)
    本村香織; 松坂 賢; 大野 博; 宮本崇史; 関谷元博; 中川 ...
    第56回日本臨床分子医学会学術集会/2019-04-26--2019-04-27
担当授業科目
2019-10 -- 2020-02Advanced Exercise on Public Health筑波大学
2019-04 -- 2019-08Advanced Exercise on Public Health筑波大学
2019-04 -- 2019-08インターンシップI筑波大学
2019-10 -- 2020-02インターンシップI筑波大学
2019-10 -- 2020-02最先端医学研究セミナー筑波大学
2019-04 -- 2019-08最先端医学研究セミナー筑波大学
2019-10 -- 2020-02臨床内科学演習II筑波大学
2019-10 -- 2019-12ライフサイエンスにおける病態生化学筑波大学
2019-04 -- 2019-07ヒトの内分泌・代謝学筑波大学
2019-04 -- 2019-08インターンシップII筑波大学
一般講演
  • 多価不飽和脂肪酸(PUFA)によるSREBP-1特異的な抑制機序の解明
    升田紫; 矢作直也; 武内謙憲; 和田亘弘; 呼延宜人; 李恩旭; Z...
    第10回機能油脂懇話会/2019-11-09--2019-11-09
  • 細胞内脂肪代謝異常と合併症(レクチャー)
    島野 仁
    第43回糖尿病学の進歩/2009-2-20--2009-2-21
  • 脂質の質に視点を置いた代謝異常と心血管病治療戦略(シンポジウム 臨床「代謝異常と心血管病」)
    島野 仁
    第21回日本血管生物医学会学術集会/2013-9-28
  • 糖脂質代謝ネットワークにおけるω3系脂肪酸の役割-SREBPとElovl-6の病態生理(シンポジウム)
    島野 仁
    第10回日本機能性食品医用学会総会/2012-12-16--2012-12-16
  • 脂肪酸組成とインスリン抵抗性:脂肪の質的側面による制御
    島野 仁
    第42回糖尿病学の進歩/2007-2-15--2007-2-15
  • 実験動物研究から見えてくる生活習慣病の基礎から治療・予防~脂質の質に視点を置いた新たな戦略~(市民公開講座)
    島野 仁
    第60回日本実験動物学会総会/2013-5-15--2013-5-17
  • 糖・脂質代謝調節における絶食応答転写因子CREBHの機能(シンポジウム)
    中川嘉; 島野 仁
    第56回日本糖尿病学会年次学術集会総会/2013-5-16--2013-5-18
  • 脂質の質に視点を置いた生活習慣病治療戦略(ランチョンセミナー)
    島野 仁
    第86回日本内分泌学会学術総会/2013-4-27
  • リピッドサイエンスからみた動脈硬化性疾患予防の展望
    島野 仁
    日本動脈硬化学会 第13回動脈硬化教育フォーラム/2013-2-3
  • New aspect of hepatic insulin resistance:fatty acid composition.
    島野仁
    第53回日本糖尿病学会年次学術集会/2010-05-28
  • Proposed Guidelines for Hypertriglyceridemia in Japan with Non-HDL Cholesterol as the Secondary Target.
    Shimano H
    第41回日本動脈硬化学会/2009-07-18
  • New aspect of abnormal tissue lipids in insulin resistance and metabolic syndrome.
    Shimano H
    From quantity to quality of lipids U.S – Japan – Vietnam Joint Scientific Meeting Nutrition and Metabolism Panel(US-Japan Cooperative Medical Science Progaram)/2008-10-28
  • 飽食、絶食時の肝臓のエネルギー代謝と転写因子ネットワーク
    島野 仁
    第29回日本肥満学会総会/2008-10-17
  • 高トリグリセリド血症の管理指標としてのnonHDLC
    島野 仁
    第40回日本動脈硬化学会会総会/2008-07-10--2008-07-11
  • 脂肪酸組成とインスリン抵抗性:脂肪の質的側面による制御
    島野 仁
    第42回糖尿病の進歩/2008-02-15
  • New aspect of abnormal tissue lipids in insulin resistance A lesson from Elovl-6 deficient mice.
    島野 仁
    Seoul Symposium on Obesity and Diabetes/2008-04-12
  • Elovl-6, a New Target for Treatment of Obesity-induced InsulinResistance 特別企画循環器疾患の先端医療とTranslational Research
    島野 仁
    第72回日本循環器学会/2008-03-01
学協会等委員
-- (現在)日本糖尿病学会評議員
-- (現在)日本動脈硬化学会監事、評議員
-- (現在)日本内分泌学会代議員
-- (現在)日本病態栄養学会評議員
-- (現在)日本臨床分子医学会評議員
メッセージ
エネルギー代謝の転写調節機構、生活習慣病の分子病態の研究に従事している。 本学に着任してからの9年間で、発生工学動物,分子生物学的手法を駆使して脂質代謝の転写制御機構解明の研究を手がけ、エネルギー代謝のホメオスタシスにおける転写因子ネットワークパラダイムを提唱し国際的評価を得た。 特に脂質合成転写因子の生理的意義や生活習慣病の病態への関与を、動物モデルで実証しそのメカニズムを細胞レベルで解明してきた。 現在も新規のエネルギー転写因子を発見し、その生理機能や病態への関連を展開している。 今後これらの成果をさらに発展させ糖尿病、生活習慣病の新規治療法開発に向けた臨床応用を試みていく。  これらの研究過程で我々が発見した新しい脂肪酸伸長酵素のノックアウトマウスの研究から、脂肪酸の組成がインスリン抵抗性や生活習慣病病態に影響することを提唱している。 従来のセントラルドグマでは肥満が生活習慣病病態の主因でありその解消が治療に必須であるとされていた。しかし肥満の解消は継続が難しい現状の中、新しい視点の治療コンセプトをもたらす新機軸として注目されている。 この酵素阻害剤の開発や脂肪酸の種類、組成に基づいた食事療法など新しい概念に関する特許申請、創薬にむけたプロジェクトを展開させたい。     さらに脂質の質を視点とした研究課題は,ひろく脳活動、炎症、増殖とも関連する事がわかり、他領域、他科疾患との共同研究が期待される。設立予定のイノヴェーションセンターの一角として、臨床、基礎医学系をはじめとして本学各研究グループとの共同研究を進め、緊密、効率的なグループ間連携を図りたい。 医学系にとどまらず学内において数理、生物、スポーツ医学との連携、共同研究を展開しつつある。 筑波近隣の研究所との産学連携もおし進める。 科研費をはじめとする大型競争資金の申請を積極的に行い研究の経済基盤にするとともに、これらの連携を核に、プレ戦略イニシアティブ、Creilセンターを介した活動を通じてこの領域において世界に互せる研究拠点の形成を目指したい。   臨床においては新しい脂質異常症の指標としてnonHDLコレステロールの有用性を示してきた。 脂質異常症の残された課題である高トリグリセリド血症と低HDLコレステロール血症の新規治療法開発に取り組みたい。   既存の概念にとらわれないパラダイムシフト、筑波の学風にあった新しい知の創成に挑み続け,基礎臨床の融合、学際的な連携から新しい領域の研究拠点として,筑波ブランドの発展に貢献したい。

(最終更新日: 2020-04-18)