田村 陽子(タムラ ヨウコ)

所属
ビジネスサイエンス系
職名
教授
研究分野
民事法学
研究キーワード
民事訴訟法、証拠法、証明責任、証明度、弁護士の信認義務、弁護士の誠実義務、忠実義務
研究課題
信託・信認法理に基づく弁護士の利益相反防止義務の再検討2023-01 -- 2024-12田村陽子信託協会/信託研究奨励金500,000円
弁護士会主導による弁護士の依頼者への誠実と公益配慮の調整と制度の構築2021-04 -- 2025-03田村陽子日本学術振興会/科学研究費 基盤研究(B)14,710,000円
弁護士と司法の適正手続保障2020-06 -- 2021-04田村陽子公益財団法人野村財団/講演会等助成800,000円
民事における弁護士依頼者間通信秘密秘匿特権の比較法的考察2019-10 -- 2020-04田村陽子公益財団法人野村財団/講演会等助成1,000,000円
客観的な事実認定をめぐる当事者および裁判所の機能と役割2014-04 -- 2017-03田村陽子日本学術振興会/科学研究費補助金基盤(C)
現代日本における最高裁の役割と制度的・人的構成に関する実証的研究2011-04 -- 2014-03大久保史郎、市川正人/科学研究費補助金 基盤研究(B)
ドイツ民事訴訟における秘密保護および証拠開示の動向と日本法への示唆2009-09 -- 2010-09田村陽子立命館大学/学外研究基金
裁判所の手続裁量と当事者の証明活動の相関性2006-04 -- 2009-03田村陽子日本学術振興会/科学研究費 若手研究(B)
民事訴訟における証明の負担軽減の法理2003-04 -- 2006-03田村陽子日本学術振興会/科学研究費 若手研究(B)
信認法理における忠実義務と善管注意義務との関係2004-04 -- 2005-03田村陽子公益信託 甘粕記念財団/甘粕記念信託研究助成基金
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職歴
2013-04 -- (現在)筑波大学ビジネスサイエンス系 法曹専攻教授
2011-04 -- 2013-03立命館大学法学部教授
2009-08 -- 2010-09ミュンヘン大学法学部客員研究員
2006-04 -- 2011-03立命館大学法学部准教授
2004-05 -- 2006-03山形大学人文学部助教授
2002-04 -- 2004-04山形大学人文学部専任講師
学歴
1989 -- 1993上智大学 法学部 国際関係法学科
1993 -- 1995上智大学大学院 博士前期課程 法律専攻
1997-04 -- 2002-03上智大学大学院 博士後期課程 法律学専攻
2000-08 -- 2001-05ニューヨーク大学 ロースクール LL.M.(フルブライト奨学金全額支給生)
取得学位
1993-03学士(法学)上智大学
1995-03修士(法学)上智大学
2001-05法学修士ニューヨーク大学
免許資格等
2012-07裏千家茶道 講師
2017-10裏千家茶道 準教授
所属学協会
2002-06 -- (現在)日本民事訴訟法学会
2006-07 -- (現在)仲裁ADR法学会
2011-11 -- (現在)比較法学会
2018-08 -- (現在)国際法曹倫理学会
論文
  • 53自白の撤回の要件(大判大正4・9・29)
    田村 陽子
    別冊ジュリスト 民事訴訟法判例百選[第6版]/pp.112-113, 2023-09
  • [判例評釈]保佐開始審判の保全処分の事件において選任された財産の管理者たる弁護士が家庭裁判所に提出した被保佐人の財産目録及び財産の状況の報告書は、当該保全処分の事件の記録には当たらないとした事例
    田村 陽子
    判例秘書ジャーナル/(HJ100169)/pp.1-9, 2023-04
  • 信託と信認法理の公的意義―国民の基本権の保障と法曹三者の信認義務
    田村 陽子
    筑波ロー・ジャーナル/pp.113-146, 2022-12
  • 民事訴訟手続における依頼者と弁護士の通信秘密保護ー日本の現状と課題
    田村 陽子
    自由と正義/73(12)/pp.23-26, 2022-12
  • [判例評釈]4 電気通信事業従事者等に対する民訴法197条1項2号の類推適用の有無と電気通信事業者の検証物提示義務(最一小決令和3・3・18)
    田村 陽子
    ジュリスト臨時増刊号『令和3年度重要判例解説』/(1570)/pp.111-112, 2022-04
  • 【判例評釈】弁護士職務基本規程57条違反の訴訟行為に対する相手方当事者の排除申立権(否定)
    田村 陽子
    新・判例解説Watch(TKCローライブラリー 新・判例解説Watch 民事訴訟法129号1-2頁)/30/pp.165-168, 2021-12
  • [翻訳]死刑および終身刑の廃止について
    田村 陽子
    筑波ロー・ジャーナル/(28)/pp.191-207, 2020-06
  • 弁護士の職務上の秘匿特権と通信秘密をめぐる比較法的考察
    田村 陽子
    筑波ロー・ジャーナル/(27)/pp.109-160, 2019-12
  • 法化社会と組織内弁護士の真骨頂
    田村 陽子
    ジュリスト/(1536)/pp.72-72, 2019-09
  • 弁護士の誠実義務と職務の独立性
    田村 陽子
    ジュリスト/(1528)/pp.54-61, 2019-02
  • [弁護士費用の補償]Goodyear Tire & Rubber Co. v. Haeger, 137 S. Ct. 1178 (2017)
    Yoko TAMURA
    アメリカ法/(2018-1)/pp.115-121, 2018-12
  • [弁護士費用の補償]CRST Van Expedited, Inc. v. Equal Employment Opportunity Commission, 136 S. Ct. 1642 (2016)
    Yoko TAMURA
    アメリカ法/(2017-1)/pp.134-139, 2017-10
  • 〈最新判例批評6〉当事者が準備書面の直送をするためにした支出と民訴費用に関する法律2条2号の類推適用が問題となった事例(消極)
    Tamura Yoko
    判例時報/(2323)/pp.157-163, 2017-05
  • 日本の法制度における信認関係と契約関係の交錯
    田村 陽子
    筑波ロー・ジャーナル/(21)/pp.111-151, 2016-11
  • 【海外文献紹介】Susan Nauss Exon, Advanced Guide for Mediators
    田村 陽子
    仲裁とADR/11/pp.57-64, 2016-05
  • オーストラリアにおける和解制度と裁判所の裁量ー日本の和解制度への示唆ー
    田村 陽子
    筑波ロー・ジャーナル/(20)/pp.109-148, 2016-05
  • A24証拠調べの必要性と即時抗告
    田村 陽子
    民事訴訟法判例百選[第5版](別冊ジュリスト226号)/pp.259-259, 2015-11
  • A3表示の訂正
    田村 陽子
    民事訴訟法判例百選[第5版](別冊ジュリスト226号)/pp.249-249, 2015-11
  • A2管轄選択権の濫用
    田村 陽子
    民事訴訟法判例百選[第5版](別冊ジュリスト226号)/pp.248-248, 2015-11
  • A1訴額の算定
    田村 陽子
    民事訴訟法判例百選[第5版](別冊ジュリスト226号)/pp.248-248, 2015-11
  • 最新判例批評22(破産法関連)委託なき保証人の求償権の破産債権該当性と相殺可能性
    田村 陽子
    判例時報/(2175)/pp.121-127, 2013-04
  • アメリカ民事訴訟における証明論-『法と経済学』的分析説を中心に-
    田村 陽子
    立命館法学/pp.197-249, 2012-03
  • 自由心証主義と証明責任
    田村 陽子
    法学教室/(375)/pp.24-28, 2011-12
  • Erneute Überlegungen über das Beweismaß im Zivilprozess – Zur objektiven Tatsachenfeststellung
    Tamura Yoko
    Ritsumeikan Law Review/pp.1-31, 2011-06
  • A24証拠調べの必要性と即時抗告
    田村 陽子
    民事訴訟法判例百選[第4版](別冊ジュリスト201号)/(201)/pp.263-263, 2010-10
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著書
  • 2.裁判に至った経緯等
    田村 陽子
    手続利用者から見た民事訴訟の実際-2021年民事訴訟利用者調査/商事法務/pp.80-98, 2023-10
  • 弁護士の職務上の義務と特権ーアメリカの信認法理に基づく弁護士の信認義務を手がかりとして
    田村 陽子
    民事法の現在地と未来ー小林秀之先生古稀祝賀論文集/弘文堂/pp.417-438, 2022-07
  • 裁判における弁護士に対する利用者の評価の変化―自然人及び法人の属性に基づく分析を中心に
    田村 陽子
    民事訴訟の実像と課題ー利用者調査の積み重ねが示すもの/有斐閣/pp.60-80, 2021-05
  • 弁護士の誠実義務と職務の独立性
    田村 陽子
    新時代の弁護士倫理/有斐閣/pp.26-38, 2020-12
  • 第2章2 契約上の債務に関する訴え等の管轄
    田村 陽子
    国際裁判管轄の理論と実務/新日本法規/pp.106-126, 2017-11
  • 133 証明責任の分配(1)ー虚偽表示における第三者の善意
    田村 陽子
    判例講義民事訴訟法【第3版】/悠々社/pp.199-199, 2016-05
  • 98 相殺に対する反対相殺
    田村 陽子
    判例講義民事訴訟法【第3版】/悠々社/pp.146-147, 2016-05
  • 66 別訴債権を本訴での相殺の抗弁に提出することの許否
    田村 陽子
    判例講義民事訴訟法【第3版】/悠々社/pp.94-95, 2016-05
  • 125 文書提出命令(12)ー職業の秘密
    田村 陽子
    判例講義民事訴訟法【第3版】/悠々社/pp.188-189, 2016-05
  • 第I部 第10章 最高裁判所の上告審としての機能と役割―民事訴訟法の目的論からの考察
    田村 陽子
    日本の最高裁判所―判決と人・制度の考察/日本評論社/pp.146-165, 2015-05
  • 180 既判力の主観的範囲(3)
    田村 陽子
    民事訴訟法判例インデックス/商事法務/pp.364-365, 2015-01
  • 179 既判力の主観的範囲(2)
    田村 陽子
    民事訴訟法判例インデックス/商事法務/pp.362-363, 2015-01
  • 154 選定当事者の権限
    田村 陽子
    民事訴訟法判例インデックス/商事法務/pp.312-313, 2015-01
  • 178 既判力の主観的範囲(1)―反射効
    田村 陽子
    民事訴訟法判例インデックス/商事法務/pp.360-361, 2015-01
  • 第8章 民事裁判のしくみ(2)
    田村 陽子
    法律文化社, 2014-02
  • 第7章 民事裁判のしくみ(1)
    田村 陽子
    レクチャー日本の司法/法律文化社/pp.112-119, 2014-02
  • Chap.4 Commercial Litigation・Arbitration
    Tamura Yoko
    Business Law in Japan/pp.321-347, 2008
  • 第5章第3節 取下事件の状況
    田村 陽子
    民事訴訟の計量分析(続)/商事法務/pp.513-528, 2008
  • 第二節 証人尋問[解説]
    田村 陽子
    基本法コンメンタール・新民事訴訟法2【第3版】/日本評論社/pp.174-182, 2007-09
  • ヤクルト株主代表訴訟事件
    田村 陽子
    内部統制と取締役の責任/学陽書房/pp.77-86, 2007-09
  • 5『法人格否認の法理』をめぐる訴訟法律関係
    田村 陽子
    新会社法と会社訴訟の実務/新日本法規/pp.41-55, 2006
  • 4『法人格否認の法理』をめぐる実体法律関係
    田村 陽子
    新会社法と会社訴訟の実務/新日本法規/pp.33-40, 2006
  • 第5章 多数債務者関係
    田村 陽子
    Q&A倒産法改正と民事法の実務/新日本法規/pp.229-268, 2005
  • 提訴予告通知制度
    田村 陽子
    【新版】Q&A平成16年改正4月1日施行民事訴訟法の要点/新日本法規/pp.77-85, 2004
  • 提訴前における当事者照会
    田村 陽子
    【新版】Q&A平成16年改正4月1日施行民事訴訟法の要点/新日本法規/pp.86-91, 2004
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会議発表等
  • Legal Ethics of Artificial Intelligence in Japan: - What is the Difference of the Challenges b/w Development of AI Techniques and Protection of Human Rights, Comparison to EU and US
    Tamura Yoko
    International Legal Ethics Conference 2024 (ILEC2024)/2024-07-17--2024-07-19
  • Where do we stand?A Comparative Law Perspective of the Issue
    Tamura Yoko
    International Legal Ethics Conference 2022 (ILEC2022)/2022-08-12--2022-08-15
  • The Duty of Confidentiality-A Comparative and Theoretical Investigation
    Tamura Yoko
    International Legal Ethics Conference 2018 (ILEC2018)/2018-12-06--2018-12-08
  • Shifting Fees of Civil Litigation and Lawyers’ Fees to Losing Party for Real Justice
    Tamura Yoko
    The 22nd biennial Asian Studies Association of Australia Conference (ASAA2018)/2018-07-03--2018-07-05
担当授業科目
2024-10 -- 2025-02民事訴訟法I筑波大学
2024-05 -- 2024-08民事訴訟法II筑波大学
2024-10 -- 2024-12民事法総合演習筑波大学
2024-08 -- 2024-08法交渉学筑波大学
2023-04 -- (現在)法交渉学筑波大学
2022-04 -- (現在)民事訴訟法II筑波大学
2022-10 -- (現在)民事訴訟法I筑波大学
2022-04 -- (現在)法曹演習F(民事訴訟法演習)青山学院大学法学部
2021-04 -- 2021-05民事執行・保全法筑波大学
2021-10 -- (現在)民事訴訟法I筑波大学
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授業以外の教育活動
2011-04 -- (現在)法交渉学教育大学対抗交渉コンペティション運営委員会
2006-02 -- 2008-03法政海外フィールド・スタディ(米国ワシントンDCのジョージタウン大学での3週間の研修)立命館大学ージョージタウン大学
2004-08 -- 2004-08山形県司法書士会会員・税理士会員に対し、民事執行法・保全法の改正内容の講義(1回)山形県司法書士会、山形県税理士会
2003-01 -- 2003-03山形県司法書士会会員に対し、民事訴訟法を講義(全5回)山形県司法書士会
一般講演
  • 依頼者弁護士間の秘密保護と公益ー比較法的考察
    田村 陽子
    法曹倫理国際シンポジウム東京2020/2020-03-07--2020-03-07
  • 弁護士における秘密保持は誰のためにー比較法的考察
    田村 陽子
    法曹倫理国際シンポジウム東京2019/2019-03-09--2019-03-09
  • Shifting Fees of Civil Litigation and Lawyers’ Fees to Losing Party for Real Justice
    Tamura Yoko
    Asian Studies Association of Australia Conference 2018/2018-07-03--2018-07-05
  • 信認関係と契約
    田村 陽子
    法曹倫理国際シンポジウム東京2016/2016-03-19--2016-03-20
  • 民事訴訟における事実認定の客観化
    田村 陽子
    日本弁護士会・民事訴訟法研究会/2014-10-27--2014-10-27
学協会等委員
2022-05 -- 2023-12法務省司法試験委員会
2018-06 -- (現在)日本弁護士連合会当連合会法科大学院センター/学識経験者
2017-11 -- 2018-03独立行政法人日本学術振興会科学研究費委員会/第三部会小委員(民事法学関連)
2016-05 -- 2019-05日本民事訴訟法学会理事会/理事
2015-11 -- 2017-03独立行政法人日本学術振興会 科学研究費委員会/第1段審査委員(民事法学)
2007-05 -- 2010-05日本民事訴訟法学会理事会/理事
学内管理運営業績
2020-04 -- 2022-03法曹専攻専攻長
2017-04 -- 2019-03ビジネスサイエンス系人事委員会委員
2013-04 -- 2015-03広報委員会委員長
その他の活動
2022-06 -- (現在)司法試験考査委員(論文試験採点委員)
2011-02 -- (現在)立命館大学法科大学院主催の英語で日本法に関するオムニバス集中講義「京都セミナー」において、日本の「民事司法(Civil Justice)」の1コマ(1回3時間程度)の非常勤講師として、外国の学生や日本の法科大学院生を対象に、シドニー大学のLuke Nottage教授と共同講義を毎年2月に行っている。
2013-03 -- (現在)法曹倫理に関する国際シンポジウムの企画・運営;法曹倫理国際シンポジウム(ILEST)を毎年3月に様々な法曹倫理のテーマで行っている。
2013-10 -- 2013-10フルブライト奨学金書面審査委員
2010-10 -- 2010-10フルブライト奨学金書面審査委員
2004-04 -- 2005-03山形県天童市情報公開委員会委員
2003-04 -- 2005-03山形県上山市情報公開委員会委員
2003-04 -- 2003-12山形県情報公開委員会委員

(最終更新日: 2024-07-22)