文 昶允(ムン チャンユン)

所属
人文社会系
職名
准教授
研究分野
日本語学
研究キーワード
音韻論
音声学
研究課題
言語の音調体系と音楽の知覚能力の相互作用に関する通言語的検証2023-12 -- 2026-03文 昶允公益財団法人ヒロセ財団/研究助成1,000,000円
母語の音調体系が音楽の認知能力に与える影響2021-07 -- 2023-08文 昶允公益財団法人村田学術振興財団/村田学術振興財団 2021年度研究助成1,930,000円
音象徴を通じた短縮語形成メカニズムの実証的研究2021-04 -- 2025-03文 昶允日本学術振興会/若手研究4,290,000円
CEFRの文脈化と日本語・日本語教育研究への応用2021-04 -- 2025-03小野 正樹日本学術振興会/基盤研究B16,380,000円
日本語における短縮外来語の形成とその仕組み2020-04 -- 2021-03文 昶允日本学術振興会/科学研究費補助金 研究成果公開促進費 学術図書/900,000円
短縮語形成の音韻的メカニズムに関する実験的・対照言語学的研究2019-08 -- 2023-03文 昶允日本学術振興会/科学研究費補助金 研究活動スタート支援2,860,000円
複合外来語の短縮過程に見られる現代日本語の音韻特性2017-04 -- 2019-03文 昶允日本学術振興会/科学研究費補助金 特別研究員奨励費DC21,700,000円
職歴
2023-12 -- (現在)筑波大学人文社会系准教授
2019-04 -- 2023-11筑波大学人文社会系助教
2021-04 -- 2022-03国立国語研究所 音声研究班 プロジェクト研究員
2017-04 -- 2019-03筑波大学人文社会系日本学術振興会特別研究員(DC2)
学歴
2013-04 -- 2019-03筑波大学 人文社会科学研究科 文芸・言語専攻
2008-03 -- 2011-08韓国外国語大学 教育大学院
取得学位
2019-03博士(言語学)筑波大学
2015-03修士(言語学)筑波大学
2011-08修士(教育学)韓国外国語大学
免許資格等
2011-08中等学校正教師資格証(日本語教育)
所属学協会
2022-04 -- (現在)日韓国際学術学会
2019-07 -- (現在)EAJS ヨーロッパ日本研究協会
2019-03 -- (現在)韓国日本語学会
2016-04 -- (現在)日本語学会
2016-04 -- (現在)韓国日本言語文化学会
2015-04 -- (現在)日本言語学会
2015-04 -- (現在)韓国日語日文学会
2015-04 -- (現在)日本語教育学会
2013-04 -- (現在)日本音声学会
2012-04 -- (現在)筑波大学日本語日本文学会
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受賞
2024-09日本音声学会賞(優秀論文賞)http://www.psj.gr.jp/jpn/psj_awards
2023-03ICR2022ポスターコンテスト優良賞
2021-12韓國日語日文學會学術賞 優秀論文賞
2021-11新村出研究奨励賞
2021-03国際日本研究学位プログラム研究発表ポスターコンテスト最優秀賞
2019-03筑波大学人文社会科学研究科 優秀博士論文賞
2018-10筑波大学日本語日本文学会 学会奨励賞
2015-06筑波大学人文社会科学研究科 優秀修士論文発表賞
2008-02韓国外国語大学 学長表彰
論文
  • Musical Pitch Perception and Its Relationship with Accent Systems in Japanese DialectsーA Preliminary Study on Non Distinctive Accent Dialect Listenersー
    Huang Chuyu; MOON Changyun
    IEICE Proceeding Series, 2024-08
  • 複合語短縮における重音節の連続の回避についての検証
    文 昶允; 熊谷 学而
    音韻研究/27/pp.35-42, 2024-03-31
  • Developing Japanese Language Learning Content for the Japan Virtual Campus Platform
    Vanbaelen Ruth; Masaki Ono; Hironori Sekizaki; Cade B...
    The 13th International Symposium on Japanese Language Education and Japanese Studies “Embracing Diversities, Igniting Potentials”/pp.166-170, 2023-11-17
  • 日本語教師の発音評価と訂正行動 ―教師トレーニングのための基準確立にむけて―
    文 昶允; Juan Pablo RODRIGUEZ-GOMEZ; 宋 長燕; 松崎 寛
    音声研究/26(3)/pp.147-160, 2022-12
  • Influence of native accent system on pitch perception: A discrimination task with two Japanese dialects
    HUANG Chuyu; Moon Changyun
    PROCEEDINGS of the 24th International Congress on Acoustics/pp.1-11, 2022-10
  • 接尾辞「-方」を含む派生名詞でのアクセント変異―平板化率にみる地域差と母方言からの干渉―
    那須 昭夫; 今田 水穂; 文 昶允; 田川 拓海
    音声研究/26(1)/pp.1-12, 2022-10
  • Effect of the Japanese Pitch Accent System on Musical Cognitive Ability
    Moon Changyun; Huang Chuyu; Hashimoto Daiki
    Speech Prosody 2022/pp.886-890, 2022-05
  • 初級会話データベース型日本語教育コンテンツ「日本語アベニュー」の開発
    Vanbaelen Ruth; 小野正樹; 伊藤秀明; 文昶允; Anubhuti
    令和3年度(2021.4~2022.3)教育戦略推進プロジェクト支援事業『外国語活動認定の制度化と「筑波式統合言語学習」の推進』最終報告書(3年目)/pp.49-51, 2022-3
  • Do Labial Consonants Evoke the Images of Softness and Cuteness Cross-linguistically?: An Experiment with Chinese and Korean Speakers
    Kumagai Gakuji; Moon Changyun
    音声研究/25/pp.87-96, 2022-01
  • 「児童・生徒作文コーパス」に対する節境界ラベル付与
    今田 水穂; 田川 拓海; 文 昶允; 那須 昭夫
    F1000 Research, 2021-07
  • 在日次世代の韓国語教育の必要性に関する研究 ―関西地域のアンケート調査を基に―
    文 昶允; 河 昇彬
    日本研究/(88)/pp.67-85, 2021-06
  • 日本語・日本事情遠隔教育拠点報告 2020
    伊藤 秀明; 小野 正樹; 文 昶允; 日暮 康晴; 馬 雯雯; ヤクリン ペトラ
    筑波大学グローバルコミュニケーション教育センター日本語教育論集/(36)/pp.33-42, 2021-03
  • 短縮語形成に影響する音韻的要因について-重子音における有標性を中心に-
    文 昶允; 熊谷 学而
    日語日文学研究/(116)/pp.61-78, 2021-02
  • An emoticon is well worth a few empathetic words
    Juan Pablo Rodriguez Gomez Tomoko Iizuka Edson T. Miyam...
    Proceedings of the 33rd Pacific Asia Conference on Language, Information and Computation/pp.212-218, 2019-09
  • Markedness in Loanwords: The Case of Compound Truncation in Japanese
    Moon Changyun; Kumagai Gakuji
    Proceedings of the 12th GLOW in Asia/pp.517-526, 2019-09
  • 前部要素の第2モーラに長音を含む複合外来語と短縮語形
    文 昶允
    筑波日本語研究/(23)/pp.183-197, 2019-01
  • The Influence of OCP-Place on Word Truncation: A Study of Modern Japanese Abbreviation of Compound Loanword Nouns with Long Vowels
    Moon Changyun
    Proceedings of the 25th Japanese/Korean Linguistics Association/pp.1-10, 2018-12
  • 短縮語の形成方略に観察される世代差について-前部要素の2モーラ目に長音を含む短縮外来語とその選好傾向-
    文 昶允
    日本語の研究/13(3)/pp.18-34, 2017-07
  • 長音を含む複合語由来の短縮形について
    文 昶允
    音韻研究/(19)/pp.43-50, 2016-03
  • 必異原理 (OCP) が短縮語形成に与える影響について
    文 昶允
    筑波日本語研究/(20)/pp.109-126, 2016-02
著書
  • 日本語における短縮外来語の形成とその仕組み
    文 昶允
    ひつじ書房, 2021-02
会議発表等
  • 韓国における政治的議論の場の研究-オンラインコミュニティを中心に-
    河 昇彬; 文 昶允
    第4回日韓国際学術学会秋季研究発表大会/2024-11-09--2024-11-09
  • 日本語学習者の発音評価と訂正における教師の行動と判断基準
    文 昶允
    東アジア若手研究者合同研究フォーラム/2024-10-18--2024-10-19
  • Musical Pitch Perception and Its Relationship with Accent Systems in Japanese Dialects — A Preliminary Study on Non - D istinctive A ccent Dialect Listeners —
    Huang Chuyu; MOON Changyun
    電子情報通信学会/2024-08-10--2024-08-11
  • Developing Japanese Language Learning Content for the Japan Virtual Campus Platform
    Vanbaelen Ruth; Masaki Ono; Hironori Sekizaki; Cade B...
    The 13th International Symposium on Japanese Language Education and Japanese Studies “Embracing Diversities, Igniting Potentials”/2023-11-17--2023-11-18
  • JV-Campus:筑波大学のオンライン日本語教材の開発
    関崎 博紀; ブッシュネル ケード; 伊藤 秀明; 岩崎 拓也; 小野 正樹; チョーハン アヌブティ...
    世界各地の社会的要請に対応可能な日本語教育シンポジウム/2023-09-25--2023-09-25
  • 複合語短縮における重音節の連続について
    文 昶允; 熊谷 学而
    Phonological Association in Kansai/2023-07-29
  • 複合語由来の短縮語形成について ―日本語・韓国語・中国語を対象とした実態調査に基づいて―
    文 昶允
    韓国日語日文学会 2023年度夏季国際学術大会/2023-06-17--2023-06-17
  • Influence of native accent system on pitch perception: A discrimination task with two Japanese dialects
    HUANG Chuyu; Moon Changyun
    24th International Congress on Acoustics/2022-10-24--2022-10-28
  • The Effect of Japanese Pitch Accent System on Musical Cognitive Ability
    Moon Changyun; Huang Chuyu; Hashimoto Daiki
    Speech Prosody 2022/2022-05-23--2022-05-26
  • 方言と音楽 ー音楽的知覚に対する音調パターンの影響ー
    文 昶允; 黄 竹佑; 橋本 大樹
    対照言語学プロジェクト音声研究(プロソディー)班 研究発表会/2021-06-11--2021-06-11
  • 日本語のル言葉の形態的変異について 
    文 昶允
    韓國日本言語文化學會 2021年度 春季国際シンポジウム 指定討論者/2021-05-15--2021-05-15
  • 接尾辞「-方」の音調変異にみる語長と母方言の影響
    那須 昭夫; 今田 水穂; 文 昶允; 田川 拓海
    第16回音韻論フェスタ/2021-03-08--2021-03-09
  • 複合語由来の短縮語データベースと短縮語形の分布
    文 昶允
    韓国日語日文学会2020年度冬季国際学術学会/2020-12-19
  • 短縮語形成における特殊モーラの振る舞い
    文 昶允
    東アジア若手研究者国際学術フォーラムー依存と融合:日本研究の新たな展望ー/2020-11-21
  • 複合外来語に由来する短縮語の形成メカニズムに関する研究
    文 昶允
    韓国日語日文学会2020年度秋季学術大会(次世代研究者発表)/2020-10-24
  • Exploring sound-symbolic associations of cuteness and softness in Japanese and Korean
    Gakuji Kumagai; Moon Changyun
    The 28th Japanese/Korean linguistics Conference/2020-09-07--2020-09-20
  • 共通語中心の言語研究から類型論的研究への転換ー母音融合に現れる地域間バリエーションを通してー
    文 昶允
    韓国日語日文学会 2020年度夏季オンライン国際シンポジウム 指定討論者/2020-07-25--2020-08-08
  • A1レベル向けオンライン日本語発話例検索サービス「にほんごアベニュー」について
    日暮康晴、馬雯雯、Petra Jaklin、Karina Kalimullina、Sabik Yergul、文昶...
    第二回国際学術学会 教育現場における日本語/2020-03-12--2020-03-14
  • Hierarchy of Special Morae in Japanese: Evidence from Loanword Compound Truncation
    Moon Changyun
    NINJAL International Conference on Phonetics and Phonology 2019/2019-12-13--2019-12-15
  • 短縮語形のジェネレーションギャップとその意味するところ
    文 昶允
    東アジア若手研究者合同研究フォーラム 令和時代の日本研究 ―平成から令和へ―/2019-11-30
  • What Phonological Factors Affect the Formation of Loanwords Compound Truncation in Japanese?
    Moon Changyun
    The 3rd European Association for Japanese Studies/2019-09-14--2019-09-15
  • An emoticon is well worth a few empathetic words
    Juan Pablo Rodriguez Gomez Tomoko Iizuka Edson T. Miyam...
    The 33rd Pacific Asia Conference on Language, Information and Computation/2019-09-13--2019-09-15
  • Markedness in Loanwords The Case of Compound Truncation in Japanese
    Moon Changyun; Kumagai Gakuji
    Generative Linguistics in the Old World in Asia 12 in Seoul and Seoul International Conference on Generative Grammar 21/2019-08-06--2019-08-09
  • 世代差にみられる短縮語形の指向性―後部要素の2モーラ目に長音を含む複合外来語の場合―
    文 昶允
    韓国日本語学会春季国際学術大会/2019-03
  • 子音の調音位置と有声性に関するOCP制約―複合外来語に由来する短縮現象を中心に―
    文 昶允
    韓国日語日文学会2018年度冬季国際学術大会/2018-12
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担当授業科目
2024-04 -- 2024-08リサーチ・プログラム開発5筑波大学
2024-10 -- 2025-02リサーチ・プログラム開発3筑波大学
2024-04 -- 2024-08リサーチ・プログラム特別開発1筑波大学
2024-10 -- 2025-02集中日本語D000B筑波大学
2024-04 -- 2024-08リサーチ・プログラム開発基礎1筑波大学
2024-04 -- 2024-08形成的評価に基づく日本語学習A筑波大学
2024-04 -- 2024-08プロジェクト演習2筑波大学
2024-10 -- 2025-02プロジェクト演習2筑波大学
2024-10 -- 2025-02リサーチ・プログラム開発基礎4筑波大学
2024-10 -- 2025-02リサーチ・プログラム特別開発4筑波大学
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授業以外の教育活動
2020-08 -- (現在)筑波大学人文社会系 高大連携事業「全国高校『探究』キャンプONLINE」
2020-04 -- 2021-03日本研究拠点形成短期留学プログラム
学協会等委員
2024-12 -- (現在)韓国外国語大学日本研究所日本研究編集委員
2023-09 -- 2025-08韓国言語研究学会国際交流理事
2023-04 -- (現在)日本音韻論学会理事
2022-04 -- (現在)日韓国際学術学会理事
2019-06 -- (現在)筑波大学日本語日本文学会評議員
学内管理運営業績
2024-04 -- (現在)国際日本研究学位プログラム カリキュラム委員会委員長
2024-04 -- (現在)CEGLOC総合智教育検討委員会
2022-04 -- (現在)CEGLOC センターホームページ管理委員会(広報委員会)委員長
2021-04 -- (現在)人文社会系社会連携推進室
2024-04 -- 2026-03教学マネジメント室教育力向上部門、教学IR部門の構成員
2023-04 -- 2024-03人文社会系研究推進室
2022-04 -- 2023-03国際日本研究学位プログラム 学生キャリア支援・FD推進委員会委員長
2021-04 -- 2023-04国際日本研究学位プログラム オリエンテーション・ガイダンス委員会委員長
2020-04 -- 2024-03国際日本研究学位プログラム 修士学位論文委員会
2020-04 -- 2024-03国際日本研究学位プログラム カリキュラム委員会
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その他の活動
2023-12 -- 2028-03日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(関東・甲信越ブロック)研究部会長
2024 -- (現在)シンポジウム「未来志向の日本語教育」実施委員長
2020 -- 2023シンポジウム「未来志向の日本語教育」実施委員副長
2020 -- 2020「社会的要請に対応可能な日本語教師養成の拠点形成」キックオフシンポジウム実行委員

(最終更新日: 2024-12-12)