木山 幸輔(キヤマ コウスケ)

所属
人文社会系
職名
助教
研究室
〒305-8571 つくば市天王台1-1-1筑波大学人文社会系棟木山幸輔宛 メール連絡先などはresearchmapをご覧ください。修士課程での担当科目は全て英語での開講です(研究指導は日本語でも行っています)。博士後期課程の開講・指導の資格を有しません。
研究分野
政治学
基礎法学
哲学・倫理学
研究キーワード
公共哲学
人権の哲学
開発の倫理学
法哲学
応用倫理学
政治哲学
政治理論
グローバル・スタディーズ
援助政策
国際開発
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研究課題
人権の哲学を深め越境する:国際人権法との協働、人権の性質の考究、そして文化間対話2023-08 -- 2023-09公益財団法人村田学術振興財団/研究者海外派遣援助
筑波大学⼈⽂社会系研究発信支援プログラム(100000円)2022-11 -- (現在)/
人権について道徳的権利と国際法的権利はどのような関係に立つのか:道徳・政治・法哲学と国際人権法の協働へむけて2022-06 -- 2023-05木山幸輔村田学術振興財団/研究助成1,500,000円
科学技術と法学がもたらす熟議民主主義の実現に向けた熟議サポートシステムの基盤構築2021-10 -- 2022-03宮坂渉筑波大学/研究力強化のための令和3年度特別支援 シーディングプログラム
人権の基礎としての人間性に関する研究:福利・地位・人権保障主体2021 -- 2025木山 幸輔日本学術振興会/若手研究4,550,000円
人権の基礎としての人間性に関する研究:福利・地位・人権保障主体2021-04 -- 2026-03木山幸輔独立行政法人 日本学術振興会/科学研究費補助金 若手研究
Oxford-Uehiro-St Cross Visiting Scholarship2015-10 -- 2016-09Oxford Uehiro Centre for Practical Ethics, University of Oxford/
グローバルな正義論と人権構想―道徳的考慮の基礎と負担原理の探求―2013-04 -- 2015-09日本学術振興会/科学研究費補助金特別研究員奨励費
人権の哲学を基礎とした開発の倫理学へ向けて2016-10 -- 2017-03東京大学/東京大学博士課程研究遂行協力制度
人権基底的な開発倫理学の構築:人権の根本的価値依拠形態と援助構想の規範理論的研究2017-04 -- (現在)日本学術振興会/科学研究費補助金 特別研究員奨励費
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職歴
2024-04 -- (現在)早稲田大学政治経済学部非常勤講師
2023-05 -- 2024-03大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所共同研究員
2023-08 -- 2023-09スターリング大学人文学部法と哲学科客員研究員
2020-04 -- 2022-03明治大学経営学部兼任講師
2019-04 -- (現在)埼玉医科大学医学教育センター非常勤講師
2020-03 -- (現在)筑波大学人文社会系助教
2017-04 -- 2020-02日本学術振興会特別研究員PD
2017-04 -- 2020-02同志社大学研究開発推進機構研修員
2018-05 -- 2018-10University of Stirlingthe Division of Law and Philosophy, Faculty of Arts and HumanitiesVisiting Scholar
2015-10 -- 2016-09the Faculty of Philosophy, University of OxfordOxford Uehiro Centre for Practical EthicsOxford-Uehiro-St Cross Visiting Scholar
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学歴
2013-04 -- 2017-03東京大学 総合文化研究科
2015-10 -- 2016-09University of Oxford Recognised Student, the Faculty of Philosophy
2011-04 -- 2013-03東京大学 総合文化研究科
2011-02 -- 2011-04University of Stirling School of Education
2007-04 -- 2011-03早稲田大学 政治経済学部
取得学位
2019-12博士(学術)東京大学
所属学協会
-- (現在)日本倫理学会
-- (現在)応用哲学会
-- (現在)国際開発学会
-- (現在)日本法哲学会
-- (現在)社会思想史学会
-- (現在)日本政治学会
-- (現在)政治思想学会
受賞
2022-11筑波大学 令和4年度若手教員奨励賞
2022-10筑波大学人文社会系 若手教員奨励賞(人文社会系長賞)
2020-03東京大学学位記授与式総合文化研究科(博士)代表
2021-03第11回東京大学南原繁記念出版賞
2014-05政治思想学会研究奨励賞
2013-05日本学生支援機構第一種奨学金返還免除認定(修士課程の業績に対して)
論文
  • ショックを用いる貧困表象の道徳的・政治的悪性に関する一考察:貧困表象への留意のために
    木山 幸輔
    筑波法政/(91)/pp.17-40, 2023-09
  • How Should Human Dignity be a Ground for Human Rights? A Preliminary Exploration
    木山 幸輔
    Ratio Publica/III(1)/pp.6-20, 2023-06
  • 道徳的人権ではなく国際法的人権として人権は正当化されるべきなのか:A・ブキャナンの「転向」を手がかりとする一考察
    木山 幸輔
    公共研究/19(1)/pp.49-106, 2023-03
  • 持続的開発目標(SDGs)の規範的基礎の検討
    木山 幸輔
    国際開発学会第18回春季大会発表論文集/pp.191-207, 2017-06
  • 開発に関する哲学対話:オープンダイアローグと哲学カフェを交えた90分
    木山 幸輔
    国際開発学会第 21 回春季大会ヴァーチャル開催報告論文集/pp.341-344, 2020-06
  • 受賞のことば(第11回東京大学南原繁記念出版賞発表)
    木山 幸輔
    UP/pp.59-59, 2021-03
  • ナッジに満ちた世界で、ナッジの多様な理解を示す:個々のナッジの意味を理解し評価するために、読むべき一冊(那須耕介・橋本努編(2020)『ナッジ!?:自由でお節介なリバタリアン・パターナリズム』勁草書房)
    木山 幸輔
    図書新聞/pp.5-5, 2020-10
  • 訳者解題(チャールズ・R・ベイツ「実践から理論へ」)
    木山 幸輔
    思想/pp.100-102, 2020-06
  • 実践から理論へ (グローバル・ジャスティス)
    ベイツ チャールズ・R; 木山 幸輔
    思想/(1155)/pp.100-117, 2020-07
  • Human Rights Based on Human Dignity: Defence and Elaboration through an Examination of Andrea Sangiovanni’s Critique
    Kiyama Kosuke
    Journal of Global Studies/9/pp.1-24, 2019-03
  • RCT至上主義とその問題:E・デュフロと開発経済学の潮流について
    木山幸輔
    同志社グローバル・スタディーズ/8/pp.93-113, 2018-03
  • 人権の哲学の対立において自然本性的構想を擁護する:チャールズ・ベイツによる批判への応答
    木山幸輔
    法と哲学/(4)/pp.43-94, 2018-06
  • 血染めの石油の公共哲学:L・ウェナーと石油依存の道徳的意味
    木山幸輔
    相関社会科学/26/pp.65-71, 2018-03
  • J・ラズの人権構想の検討:人権の哲学の対立において
    木山幸輔
    法哲学年報/(2016号)/pp.202-213, 2017-11
  • これからの援助の話をしよう :開発の心的態度を問い直し、援助の政治性を考える
    木山幸輔
    相関社会科学/(25)/pp.71-77, 2016-03
  • 世界的貧困とグローバル世界:因果を追うこと、世界の情況を確かめること
    木山幸輔
    相関社会科学/(24)/pp.113-119, 2015-03
  • 社会実験とリバタリアン・パターナリズムは世界の貧困を救う?:援助の新潮流に関する政治理論的一考察
    木山幸輔
    年報政治学(特集:政治理論と実証研究の対話)/2015-I/pp.170-190, 2015-06
  • 世界的貧困に応答するポスト開発思想?:「ローカル」の内部と外部
    木山幸輔
    相関社会科学/(23)/pp.69-75, 2014-03
  • グローバル世界における人権の導出:自然法アプローチと尊厳構想へ向かって
    木山幸輔
    政治思想研究/(14)/pp.201-233, 2014-05
  • 世界的貧困への応答としてのグローバルな正義:正義の存立、共同体、人権、援助へのアプローチ
    木山幸輔
    修士学位論文/pp.1-157, 2013-03
著書
  • 貧困とどう向き合い、考えていくか?:あるコンゴ人医師による提起と政治・思考
    木山 幸輔
    世の中を知る、考える、変えていく――高校生からの社会科学講義/有斐閣/pp.174-187, 2023-07
  • 第3章 デモクラシーに関する、種を播くための序論的考察 :本質的論争性と脱論争化、ブレナン『デモクラシーに反対する』、熟議デモクラシー、哲学対話に簡単に触れながら
    木山 幸輔
    熟議民主主義×科学技術×法学の共振と相互連関:新研究領域のシーズ(筑波法政叢書(筑波法政別冊)第 3 号)/pp.42-67, 2022-03
  • 人権の哲学: 基底的価値の探究と現代世界
    木山 幸輔
    東京大学出版会, 2022-03
  • 人権の哲学:自然本性的構想及び二元的理論の擁護とその含意
    木山幸輔
    2019-12
  • 第12章 功利主義と支配
    木山幸輔
    支配の政治理論/社会評論社/pp.182-196頁, 2018-12
  • 第4章 ロールズと人権
    木山幸輔
    ロールズを読む/ナカニシヤ出版/pp.73-95頁, 2018-10
会議発表等
  • 人権から開発を再考する:尊厳・デモクラシーへの人権・政治的決定の位置
    木山 幸輔
    国際開発学会第 31 回全国大会報告論文集/2020-12
  • 話題提供:歴史学、人権、開発――ごく断片的に
    木山 幸輔
    」国際開発学会「開発論の系譜」研究部会第2回研究会/2024-03-03
  • 人権の哲学と尊厳概念:あくまでも簡単な一つの概観として
    木山 幸輔
    尊厳研究会(科研費「尊厳学の確立:尊厳概念に基づく社会統合の学際的パラダイムの構築に向けて」/2023-12-23
  • ショックを用いる貧困表象の道徳的・政治的悪性に関する一考察:貧困表象への留意のために
    木山 幸輔
    国際開発学会第24回春季大会/2023-06-10
  • 開発と文学:テキストに開かれる経験の可能性
    木山 幸輔
    国際開発学会第24回春季大会ラウンドテーブル/2023-06-10
  • 「持続可能性」の多義性を問う:言説分析、認識調査、評価の先に何を見るか
    木山 幸輔
    国際開発学会第34回全国大会ラウンドテーブル/2023-11-12
  • 国際人権に関する哲学の捉え方に関する、人権の哲学研究からの一考察:国際人 権実践、国際法的人権、道徳的人権
    木山 幸輔
    国際人権法学会第35回研究大会/2023-11-18
  • International Human Rights Norms in the Culturally Diverse World
    Kiyama Kosuke
    Stirling Political Philosophy Workshop/2023-10-12
  • Re-visiting Pablo Gilabert’s Conception of Human Dignity and Human Rights: Vulnerabilities, Relationship of Interests, and Egalitarianism
    Kiyama Kosuke
    The 1st Philosophy of Human Rights Japan Workshop (University of Tsukuba)/2023-11-03
  • International Human Rights Norms in the Culturally Diverse World
    Kiyama Kosuke
    The 2nd IVR Japan International Conference/2023-09-18
  • 道徳的人権ではなく国際法的人権として人権は正当化されるべきなのか:A・ブキャナン の「転向」を手がかりとする一考察
    木山 幸輔
    若手人権問題研究会第23回勉強会/2023-08-20
  • 道徳的人権ではなく国際法的人権として人権は正当化されるべきなのか:A・ブキャナン の「転向」を手がかりとする一考察
    木山 幸輔
    東京法哲学研究会 2022 年度 10 月例会/2022-10-15
  • 道徳的人権ではなく国際法的人権として人権は正当化されるべきなのか:A・ブキャナンの「転向」を手がかりとする一考察
    木山 幸輔
    日本法哲学会学術大会分科会報告於中央大学後楽園キャンパス/2022-11-12
  • How Should Human Dignity be a Ground for Human Rights? A Preliminary Exploration
    Kiyama Kosuke
    MUNI Legal Theory Workshop/2022-11-11
  • How Should Human Dignity be a Ground for Human Rights? A Preliminary Exploration
    Kiyama Kosuke
    SW5, Philosophy of Human Rights: Questions on Dignity and Social Construction,IVR(法哲学・社会哲学国際学会連合) World Congress: Justice, Community and Freedom, The 30th Biennial World Congress of the International Association for The Philosophy of Law and Social Philosophy/2022-07-07
  • ブックトーク「人権の哲学:基底的価値の探究と現代世界」
    木山 幸輔
    国際開発学会第23回春季大会ブックトークプログラム/2022-06-18--2022-06-18
  • A・サンジョヴァンニによる尊厳批判と彼の文脈主義的な人権理論に関する簡単な一考察
    木山 幸輔
    東京法哲学研究会 2021 年度 10 月例会/2021-10-16--2021-10-16
  • 若手による開発研究セッション:開発における研究と実践を越境する
    木山 幸輔
    国際開発学会第 22 回春季大会/2021-06-12--2021-06-12
  • 開発に関する哲学対話:オープンダイアローグと哲学カフェを交えた90分
    木山 幸輔
    国際開発学会第 21 回春季大会/2020-06
  • 人権から開発を再考する:尊厳・デモクラシーへの人権・政治的決定の位置
    木山 幸輔
    国際開発学会第31回全国大会/2020-12
  • グローバル関係における人権の描き方:因果追跡、責任主体、侵害・達成の回路
    木山幸輔
    新学術領域研究「グローバル関係学」第3回若手研究者報告会/2019-12-22
  • Dualistic Theory as the Ground for Human Rights :An Investigation in Political Philosophy
    Kosuke Kiyama
    韓国政治学会( Korean Political Science Association)年例学術大会(冬季大会)/2019-12-07
  • 人権の基底的価値:二元論、一元論でも多元論でもなく
    木山幸輔
    若手人権問題研究会第7回合同セミナー/2019-11-15
  • Neither Monism nor Pluralism: Defence of Dualism as the Ground for Human Rights
    Kosuke Kiyama
    Dignity, Democracy, Diversity: XXIX IVR(法哲学・社会哲学国際学会連合) World Congress/2019-07-08
  • Three Theories of a Human Right to Democracy
    Kosuke Kiyama
    The 11th International Conference on Applied Ethics/2018-12-16
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作品
  • 歴史学における人権に関する論争や、歴史学と哲学・社会科学の関係の探索へ誘うテキストブック:人権の歴史を概観し、自分で考える参考の一つとして」(ピーター・スターンズ、南塚信吾、秋山晋吾監修、上杉忍訳『人権の世界史』)
    木山 幸輔
担当授業科目
2024-10 -- 2025-02卒業論文筑波大学
2024-04 -- 2024-08卒業論文筑波大学
2024-10 -- 2024-12法学の最前線筑波大学
2024-07 -- 2024-09法哲学小論文演習筑波大学
2024-04 -- 2024-09法哲学演習V筑波大学
2024-11 -- 2025-02法哲学演習VI筑波大学
2024-11 -- 2025-02法哲学演習II筑波大学
2024-04 -- 2024-07国際公共政策論筑波大学
2024-04 -- 2024-08法哲学演習I筑波大学
2024-10 -- 2025-02法哲学特論筑波大学
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授業以外の教育活動
2023-10 -- (現在)出張講義栃木県立栃木女子高等学校
2022-08 -- (現在)コンゴでの性暴力と、わたしたちの政治的な思考全国高校「探究」キャンプ ONLINE 2022
2022-10 -- (現在)私たちと法〜コンゴでの性暴力と日本の道徳・法的関係日立北高校
2020-10 -- 2020-10国際社会と法哲学八戸北高校
学協会等委員
2011-04 -- 2015-03雑誌『相関社会科学』編集委員編集委員長(2013年4月-2014年4月第23号編集)
学内管理運営業績
2024-04 -- (現在)筑波大学国際公共政策学位プログラム評価・FD 委員会委員長
2023-04 -- 2024-03国際公共政策学位プログラムFD委員会委員(委員長)
2023-04 -- 2024-03国際公共政策学位プログラム評価委員会委員
2021-11 -- 2021-12筑波大学国際公共政策学位プログラムリーダー候補者意向調査実施委員会実施委員長
2021-04 -- (現在)筑波大学医学系医の倫理委員会(ヒトゲノム・遺伝子解析研究)委員
2022-04 -- 2023-03筑波大学社会学類法学主専攻図書管理委員
2022-04 -- (現在)筑波大学社会学類法学主専攻予算委員
2022-04 -- 2024-03筑波大学社会学類 入学試験実施委員会委員/委員長
2021-04 -- (現在)筑波大学国際公共政策専攻 ダイバシティ・アクセシビリティ担当教員
2021-04 -- 2023-03筑波大学国際公共政策学位プログラム キャリア支援担当教員会議構成員
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その他の活動
2023-09 -- (現在)東京法哲学研究会・法理学研究会合同研究会コメンテーター 小園栄作先生「グローバルな正義論における人権と人間の尊厳」に対して
2023-11 -- (現在)The 1st Philosophy of Human Rights Japan Workshop (University of Tsukuba), Organizer
2022-12 -- (現在)ディスカッサント(セッション「思想、人類学、文化」)国際開発学会第33回全国大会(明治大学駿河台キャンパス) 宮澤尚里会員(早稲田大学)「伝統文化の現代的役割――インドネシア・バリ島の事例から」 岡野内正(法政大学)「SDGs思考の歴史的起源――トーマス・スペンス(1750~1814)の自 由移民・土地総有・全員参加・住民管理原則に基づくグローバルなベーシックインカム資本主義発展構想」
2022-04 -- 2022-04総合学域群新入生オリエンテーションでの社会学類紹介
2021-04 -- 2021-04社会学類新入生オリエンテーションでの法学主専攻紹介
メッセージ
年に1回程度しかログインしておりませんので、直近の出版物等はResearchmapをご覧ください。 また、私を指導教員としたい学生とは、メールののちZoomでお話しています。国際公共政策学位プログラムにおける政治哲学担当教員は私のみであることを理解した上で、研究環境についても考えたのち、ご連絡ください。

(最終更新日: 2024-11-28)