平野 貴大(ヒラノ タカヒロ)
- 所属
- 人文社会系
- 職名
- 助教
- 研究分野
宗教学 思想史 - 研究キーワード
イスラーム ハディース クルアーン シーア派 十二イマーム派 - 研究課題
初期シーア派思想研究ー伝承集とコーラン注釈書を典拠にしてー 2016-04 -- 2019-03 平野 貴大 日本学術振興会/科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 1,500,000円 異文化理解と多文化共生－神秘主義思想とその実践を通じたイスラームとキリスト教の共生を探って－ 2018-04 -- 2022-03 佐野東生; 久松 英二; 鶴岡賀雄; 野元晋; 吉田京子; 袴田玲; 高橋圭; 平野貴大 / イマーム派の自他認識：初期の自他認識がいかに現代の宗教的言説に反映されるか 2020-04 -- 2023-03 平野貴大 日本学術振興会/科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 2,470,000円 イスラーム各派に対する十二イマーム・シーア派の諸言説に関する思想史的研究 2023-08 -- 2025-03 平野 貴大 日本学術振興会/科学研究費助成事業研究活動スタート支援 1,300,000円 - 職歴
2016-04 -- 2019-03 日本学術振興会特別研究員DC１ 2019-10 -- 2020-09 東京大学大学院人文社会系研究科Graduate School of Humanities and Sociology研究員 2020-04 -- 2023-03 慶應義塾大学言語文化研究所訪問研究員（日本学術振興会） 2020-04 -- 2023-03 独立行政法人日本学術振興会特別研究員PD 2018-04 -- (現在) 龍谷大学国際社会文化研究所客員研究員 2022-04 -- (現在) 東京外国語大学非常勤講師 - 学歴
2010-04 -- 2014-03 東京外国語大学 外国語学部 南西アジア課程ペルシア語学科 2014-04 -- 2016-03 東京大学大学院 人文社会系研究科 アジア文化研究専攻イスラム学修士課程 2016-04 -- 2019-09 東京大学大学院 人文社会系研究科 アジア文化研究専攻イスラム学博士課程 - 所属学協会
-- (現在) 日本宗教学会 -- (現在) 日本オリエント学会 -- (現在) 日本イスラム協会 - 受賞
平成25年度ゼミ指導教員が推薦する優秀卒業論文・卒業研究 十二イマーム派教義の形成と発展－ガイバ論とマフディー論の展開の諸相 - 論文
- シーア派におけるイマーム観と神観：同派思想史における伝承の受容と解釈についての一考察
平野 貴大
イスラームの内と外から：鎌田繁先生古希記念論文集/pp.308-328, 2023-03 - シャイフ・トゥースィー著『深夜礼拝する者の灯火（Miṣbāḥ al-Mutahajjid）』より : 「アーシューラーの参詣祈願（Ziyāra ‘Āshūrā’）」翻訳・注解
平野 貴大
イスラム思想研究/4/pp.1-12, 2022-09-06 - Ta’rīkh al-Da‘wa al-Islāmiyya wa-Dirāsātu-hā fī al-Yābān: Imkānātu-hā wa-Mushkilātu-hā
Hirano Takahiro
al-Isti‘rāb al-Āsiyawī/2(2)/pp.50-65, 2021-11 - イラン（シーア派）から見たタリバン政権の誕生の意味とは？
平野 貴大
情況：変革のための総合誌/(2021年秋)/pp.20-24, 2021-10-15 - インドネシアのシーア派に関する研究動向と同国のシーア派文献の出版状況
平野 貴大
イスラム思想研究/3/pp.161-169, 2021-08 - シーア派のペトロ(シャムウーン)観 : 同派におけるキリスト教的伝統の利用と解釈について
平野 貴大
龍谷大学国際社会文化研究所紀要/(23)/pp.9-9, 2021-06-30 - 編者ラディーとシーア派における『雄弁の道」の位置付け
平野 貴大
カースィアの説教：悪魔にいかに対処するかーカリフ・アリーの『雄弁の道」Nahj al-Balāghahよりー/pp.27-31, 2021-03 - 十二イマーム派における他宗派信徒の救済の可能性
平野 貴大
慶応義塾大学言語文化研究所紀要/(52)/pp.103-120, 2021-03 - スンナ派とシーア派の法理論学(us‘ūl al-fiqh)の比較: シーア派法理論の歴史と法源の分析を中心に
平野 貴大
シャリーア研究/17/pp.47-70, 2021-03 - Hussein Ali Abdulsater, Shi‘i Doctrine, Mu‘tazili Theology : al-Sharīf al-Murtaḍā and Imami Discourse
平野 貴大
イスラム思想研究/2/pp.129-135, 2020-04 - インドネシアのシーア派系団体：彼らの活動と思想的特徴の考察
平野 貴大
宗教研究/92(別冊)/pp.408-409, 2020-03 - 現代シーア派学者によるムウタズィラ派採用論批判の考察 : ハーメネイーのムフィード(d.413/1022)観に焦点をあてて
平野 貴大
一神教世界 = The world of monotheistic religions/(10)/pp.99-119, 2019-03-31 - 小ガイバ期のイマーム派における極端派認識の発展
平野 貴大
宗教研究/92(別冊)/pp.253-254, 2019-03 - Was the Early Imāmi Worldview Deterministic and Dualistic? : Analysis of Ḥadīth Literature Written During the Minor Occultation
Hirano Takahiro
Journal of Islamic Studies/1/pp.23-36, 2019-03 - 小幽隠期のイマーム派における「極端派」認識 : サッファール・クンミーによる極端派批判の分析を通じて
平野 貴大
イスラム世界 = The world of Islam/(90)/pp.1-27, 2018-11 - 初期十二イマーム派における「秘教」と「顕教」 : 小幽隠期のハディース集とタフスィールの分析を通じて
平野 貴大
一神教世界 = The world of monotheistic religions/(9)/pp.115-133, 2018-03-31 - サッファールの伝承集における十二イマーム派思想と極端派批判
平野 貴大
宗教研究/91(別冊)/pp.269-270, 2018-03 - フラートの著作におけるザイド派的側面の考察:──イマーム派内での評価を巡って──
平野 貴大
宗教研究/91(1)/pp.97-120, 2017 - フラートの著作に見る初期シーア派のクルアーン解釈
平野 貴大
宗教研究/90(別冊)/pp.212-213, 2017-03 - 初期イマーム派タフスィール研究の可能性 : フラート・クーフィーの著作から見る先行研究の課題と展望
平野 貴大
一神教世界 = The world of monotheistic religions/6(6)/pp.87-104, 2015-03-31
- シーア派におけるイマーム観と神観：同派思想史における伝承の受容と解釈についての一考察
- 著書
- カースィアの説教：悪魔にいかに対処するかーカリフ・アリーの『雄弁の道」Nahj al-Balāghaー
佐野 東生; 野元 晋; 吉田 京子; 山口 元樹; 平野 貴大; 水上 遼; 村山 木乃実
龍谷大学国際社会文化研究所, 2021-03 - クルアーン入門
松山 洋平; 小布施 祈恵子; 後藤 絵美; 下村 佳州紀; 平野 貴大; 法貴 遊
作品社, 2018 - 図説イスラム教の歴史
菊地 達也; 平野 貴大
河出書房新社, 2017
- カースィアの説教：悪魔にいかに対処するかーカリフ・アリーの『雄弁の道」Nahj al-Balāghaー
- 会議発表等
- インドネシアのシーア派の自己認識における中東の学者たちの影響
平野 貴大
2023年度第2回現代中東若手研究会/2023-12-25 - クルアーンにおける啓典の民
平野 貴大
第1回東京ジャーミイ文書館シンポジウム「東の果てのイスラーム」/2023-11-03--2023-11-5 - 十二イマーム派、イスマーイール派、ザイド派のハディース観
平野 貴大
日本宗教学会第81回学術大会/2022-09-09--2022-09-11 - クルアーンにおける悪魔観―人間、ジン、天使の位置付けを巡って―
平野 貴大
龍谷大学国際社会文化研究所主催シンポジウム：神秘思想における「善悪の彼岸」―否定神学と悪魔論をめぐって―/2022-02-07--2022-02-07 - 十二イマーム派のイマーム観と他派認識
平野 貴大
ギリシア・アラビア・ラテン哲学会第5回大会/2021-03-27--2021-03-28 - 十二イマーム派における初期キリスト教史理解： 同派伝承中のペトロ・パウロ観をもとに
平野 貴大
日本オリエント学会第62回大会/2020-12-05 - 十二イマーム派における「薄弱者（mustaḍ‘af）」の概念
平野 貴大
日本宗教学会第79回学術大会/2020-09-18--2020-09-20 - スンナ派神秘主義とシーア派のズィクル観―比較宗教を視野に入れて
平野 貴大
龍谷大学380周年記念シンポジウム「仏教・イスラーム・キリスト教の交流に向けて―比較宗教の視座から―」/2020-02-07--2020-02-07 - 初期の十二イマーム派における輪廻思想―人間から動物への変態（maskh）と霊魂の永遠性―
平野 貴大
日本オリエント学会第61回大会/2019-10-13 - インドネシアのシーア派系団体：彼らの活動と思想的特徴の考察
平野 貴大
日本宗教学会第78回学術大会/2019-09-14 - クルアーン解釈書に見る初期イマーム派の独自性と他派との境界線の曖昧性
平野 貴大
イスラーム地域研究・若手研究者の会2019年2月例会/2019-02-23 - シーア派におけるイエスとペトロ
平野 貴大
龍谷大学国際社会文化研究所指定研究「異文化理解と多文化共生――神秘主義思想とその実践を通じたイスラームとキリスト教の共生を探って」第2回研究会/2018-11-17 - The Originality of The Exoteric Doctrines of the Imāmiyya during the Minor Occultation: The Special Position of Imāms within Imāmī Law
平野 貴大
Islamic Thoughts and ʻUlamā’s Activities in the Medieval Muslim Society/2017-12-21 - サッファールの伝承集における十二イマーム派思想と極端派批判
平野 貴大
日本宗教学会第76回学術大会/2017-09-16 - 小ガイバ期のイマーム派における極端派認識の発展
平野 貴大
日本宗教学会第77回学術大会/2017-09-09 - 初期十二イマーム派（イマーム派）における顕教的教義：10世紀初頭のタフスィールの分析を通じて
平野 貴大
日本オリエント学会第58回大会/2016-11-13 - フラートの著作に見る初期シーア派のクルアーン解釈
平野 貴大
日本宗教学会第75回学術大会/2016-09-10
- インドネシアのシーア派の自己認識における中東の学者たちの影響
- 担当授業科目
2023-01 -- 2023-03 思想文化領域特論Ⅱ 筑波大学 2023-11 -- (現在) 比較宗教論 筑波大学 2021-09 -- 2023-09 アラビア語A5-6, B-5-6, B2 名古屋外国語大学 2023-04 -- 2023-09 中東・イスラーム研究 開智国際大学 2022-04 -- (現在) 教養外国語（アラビア語）A1、A、およびB2 東京外国語大学 2022 -- (現在) アラビア語初級・中級 亜細亜大学 - 一般講演
- トルコのイスラーム神秘主義の現在：宗教実践、聖廟参詣、秘教の伝達について
平野 貴大
1月の特別公開文化講座（東京ジャーミイ）/2021-01-23 - イスラーム教徒の患者対応について
平野 貴大
異文化を知る～イスラーム教研修会（済生会横浜市東部病院）/2020-01-16 - イスラーム教徒の多様性：医療問題に関連して
平野 貴大
異文化を知る～イスラーム教研修会（済生会横浜市東部病院）/2019-11-01 - イスラームとはどのような宗教か
平野 貴大
異文化を知る～イスラーム教研修会（済生会横浜市東部病院）/2019-08-02 - イスラム教徒の患者の受け入れ
平野 貴大
多言語支援センター外国籍県民支援人材育成研修（多言語支援センターかながわ主催/2019-01-31 - ハディースの中で展開されるシーア派思想
平野 貴大
日本ムスリム協会イスラーム教養講座/2015-11-01
- トルコのイスラーム神秘主義の現在：宗教実践、聖廟参詣、秘教の伝達について
(最終更新日: 2024-02-28)