田中 怜(タナカ レイ)
- 所属
- 人間系
- 職名
- 助教
- 研究室
- 人間系学系棟B408
- 電話
- 029-853-6726
- 研究キーワード
教育化 カリキュラム研究 教育方法学 ドイツ教授学 改革教育 多視点的授業 - 研究課題
ドイツにおける「学習化」の展開と批判的応答―「教え」と「学び」の再定義に向けて 2024-04 -- 2028-03 熊井将太 日本学術振興会/基盤研究(C) 4,550,000円 社会の分断に抗する学びの相互作用と教員の専門性に関する実証的研究-公正に着目して 2024-04 -- 2028-03 柏木智子 日本学術振興会/基盤研究(B) 18,590,000円 演劇論を基盤とした「アートとしての授業」の理論と方法 2022-04 -- 2026-03 田中 怜 日本学術振興会/科学研究費助成事業 若手研究 4,160,000円 学校と生活を接続する―ドイツの改革教育的な授業の理論と実践 2021-04 -- 2022-03 日本学術振興会 研究成果公開促進費(学術図書)/ 社会の複雑性を演出する「多視点的授業」の原理と方法 2019-04 -- 2022-03 田中 怜 日本学術振興会/若手研究 1,820,000円 - 職歴
2023-04 -- (現在) 筑波大学人間系助教 2020-04 -- (現在) 東洋大学文学部 教育学科非常勤講師 2021-04 -- 2023-03 育英大学教育学部教育学科講師 2018-09 -- 2021-03 筑波大学人間系特任研究員 - 学歴
2016-04 -- 2020-03 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 学校教育学専攻 2017-04 -- 2018-03 ベルリン自由大学 教育科学・心理学科 (交換留学) 2014-04 -- 2016-03 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 教育学専攻 - 取得学位
2020-03 博士(教育学) 筑波大学 - 所属学協会
2014-09 -- 2020-03 筑波大学教育学会 2015-07 -- (現在) 日本教育方法学会 2016-04 -- (現在) 関東教育学会 2017-04 -- (現在) Deutsche Gesellschaft für Erziehungswissenschaft 2018-04 -- (現在) 日本カリキュラム学会 2022-02 -- (現在) Gesellschaft für Lehrkunstdidaktik 2022-03 -- (現在) 日本教育学会 - 受賞
2017-11 関東教育学会研究奨励賞 受賞論文「ドイツにおける陶冶カノン(Bildungskanon)の相対化と再構築―「カノン問題」に対するテノルトの基礎付けをめぐって―」『関東教育学会紀要』43巻, pp. 25-36, 2016年10月. 2018-09 日本教育方法学会研究奨励賞 受賞論文「プランゲの学校論における反省的学習(reflexives Lernen)―生活との差異に基づく学校教授構想の展開―」『教育方法学研究』42巻, pp. 22-33, 2017年3月. 2019-03 筑波大学学長表彰(学生表彰) 2019-03 筑波大学教育学会研究奨励賞 受賞論文「PISA以降の一般陶冶(Allgemeinbildung)論における学校の役割規定―ベンナーによる陶冶・コンピテンシー二元論克服の試みを通して―」『筑波教育学研究』16号, pp. 23-39, 2018年3月. 2024-07 日本カリキュラム学会優秀発表賞 受賞対象発表「「鍵的問題」はなにがどう批判されたのか―一般陶冶としての問題志向カリキュラムの可能性と限界 2024-07 日本カリキュラム学会研究奨励賞 受賞図書『学校と生活を接続する―ドイツにおける改革教育的な授業の理論と実践』 - 論文
- 「鍵的問題」はなにがどう批判されたのか ―ヴォルフガング・クラフキの一般陶冶構想をめぐる論点の所在とその多様性―
田中 怜
教育學研究/91(2)/p.印刷中, 2024-06 - 【書評】松田充著『批判理論による教授学の再構成』
田中 怜
教育學研究/91(1)/pp.129-131, 2024 - 【翻訳】教育実践としての教えること
牛田伸一; 田中 怜; 宮本勇一
創価大学教育学論集/76/pp.357-374, 2024-03 - 【翻訳】陶冶とコンピテンシー 教育学的・コンピテンシー理論的に裏づけられた教授学・授業研究・実証的な教育研究に対する陶冶理論と教授学に関するヴォルフガング・クラフキの初期・中期・後期の研究の意味について
田中 怜; 宮本勇一; 牛田伸一
創価大学教育学論集/76/pp.339-356, 2024-03 - 教えのアート教授学における「アート(Kunst)」の意味射程―「教授劇」の演劇論的含意に着目して―
田中 怜
教育学系論集/48(2)/pp.1-12, 2024-03 - サイバネティクス――「死語」か「流行語」か―ドイツにおける「サイバネティクスのルネサンス」から制御の欲望を考える―
田中 怜
教育学年報/14/pp.347-365, 2023-08 - 大学の教員養成課程において「現場体験」はなぜ必要か―前橋市立新田小学校との連携を振り返って―
田中 怜
育英大学教職課程年報/創刊号/pp.57-67, 2023-03 - 多視点的授業(Mehrperspektivischer Unterricht)におけるカリキュラム開発の構想と実際―CIEL研究プロジェクト(1971-1975)の成果と課題に着目して―
田中 怜
教育方法学研究(筑波大学教育学域教育方法学研究室・教育方法研究会)/19/pp.59-69, 2023-03 - 「教えのアート教授学(Lehrkunstdidaktik)」におけるワークショップ型授業づくりの萌芽―授業プロジェクト「ヴァーゲンシャインとコメニウスで授業を刷新する」(1985-1989)の取り組みに着目して―
田中 怜
関東教育学会紀要/49/pp.1-12, 2022-10 - ドイツにおける多視点的授業(Mehrperspektivischer Unterricht)の批判的発展―理論モデルの拡大と授業案の開発に着目して―
田中 怜
育英大学研究紀要/4/pp.1-18, 2022-03 - 日常現実を多視点的(mehrperspektivisch)に捉える教材の理論と活用方法―「誕生日」をテーマとした教材開発の事例から―
田中 怜
育英大学研究紀要/4/pp.19-34, 2022-03 - 多視点的授業(Mehrperspektivischer Unterricht)における「教え」の演劇的解釈―1970年代西ドイツにおけるカリキュラム改革に対する「教師中心性」批判の再検証―
田中 怜
カリキュラム研究/31/pp.1-13, 2022-03 - オルタナティブ教育
田中 怜
小学館 みんなの教育技術(連載 みんなの教育用語), 2021-11 - 必然的な論文を偶然に書くこと―論文執筆に内在する偶発性(Kontingenz)と意志決定(Entscheidung)―
田中 怜
日本教育方法学会第23回研究集会報告書/pp.17-28, 2021-09 - オンライン授業
田中 怜
小学館 みんなの教育技術(連載 みんなの教育用語), 2020-11-02 - Concept and practice of multi-perspectives lesson (Mehrperspektivischer Unterricht) for connecting school and life : Analysis of theoretical framework and lesson practice in “Europa Project”
TANAKA Rei
Bulletin of Institute of Education University of Tsukuba/45(1)/pp.1-15, 2020-10 - PBL(プロブレム・ベースド・ラーニング/プロジェクト・ベースド・ラーニング)
田中 怜
小学館 みんなの教育技術(連載 みんなの教育用語), 2020-06-08 - プロジェクト授業の中の「ヘンティッヒ・パラドックス」―グロックゼー学校にみられる反権威主義的な授業実践とその修正―
田中 怜
教育学系論集/44(2)/pp.1-13, 2020-03 - 文化プログラム
田中 怜
筑波大学大学院2018年度海外研究交流派遣プログラム(カザフスタン)報告書/pp.12-14, 2019-03 - カザフスタンと日本の媒介項としてのドイツ教授学―「学校と生活の結合」をめぐる議論の境界の引き直し―
田中 怜
筑波大学大学院2018年度海外研究交流派遣プログラム(カザフスタン)報告書/pp.24-27, 2019-03 - 1980年代以降の西ドイツにおける教育政策の改革教育学化―ノルトライン・ヴェストファーレン州の枠組み構想「学校生活の形成と学校の開放」に注目して―
田中 怜
筑波大学教育学系論集/43(2)/pp.25-37, 2019-03 - 学校と生活を媒介する「実践的学習」(praktisches Lernen)の構想とその問題:―1980-90年代ノルトライン・ヴェストファーレン州の授業改革に注目して―
田中 怜
カリキュラム研究/28/pp.1-13, 2019-03 - 改革教育学の批判的継承としての学校実験 「イエナ- プラン・ヴァイマール」(Schulversuch „Jena-Plan Weimar"):生活との差異に基づく授業の構想とその実践
田中 怜
教育方法学研究/44/pp.61-72, 2019-03 - Das Spannungsverhältnis zwischen der Entschulung und Verschulung an der Glocksee Schule Hannover - In der Sicht auf die Auseinandersetzung mit dem “Hentig-Paradoxon” an der Reformschule.
Rei TANAKA
Bulletin of Institute of Education University of Tsukuba/43(1)/pp.67-79, 2018-10 - PISA以降の一般陶冶(Allgemeinbildung)論における学校の役割規定―ベンナーによる陶冶・コンピテンシー二元論克服の試みを通して―
田中 怜
筑波教育学研究/16/pp.23-39, 2018-03 - さらに表示...
- 「鍵的問題」はなにがどう批判されたのか ―ヴォルフガング・クラフキの一般陶冶構想をめぐる論点の所在とその多様性―
- 著書
- 履修主義と習得主義
田中 怜
最新教育キーワード 165のキーワードで押さえる教育/時事通信社/pp.20-21, 2024-03 - 学校と生活を接続する―ドイツの改革教育的な授業の理論と実践―
田中 怜
春風社, 2022-02 - 「ヘルバルト主義教育学の歴史的および現代的な意義と課題について述べなさい」「現在の教育課程上の対立から浮かび上がる教育的な問いの所在について述べなさい」「教育課程編成における統合と分化の関係について述べなさい」「授業における教科書および教材の役割について説明しなさい」「教材・教具のデジタル化の動向と課題について述べなさい」
樋口 直宏; 吉田 成章; 安藤 和久; 李 禧承; 北川 剛司; 熊井 将太; 古賀 竣也; 小林 優子; 佐藤...
新・教職課程演習 第3巻 教育方法と技術・教育課程/協同出版/pp.104,110,174-107,113,177, 2021-06 - 授業分析・授業研究
樋口 直宏; 林 尚示; 牛尾 直行; 田中 怜
実践に活かす教育課程論・教育の方法と技術論/学事出版/p.114-126, 2020-06
- 履修主義と習得主義
- 会議発表等
- 計画不可能なものの計画:「社会問題の教育化(Pädagogisierung sozialer Problemen)」 ―教育における再帰的な改革の駆動因を探る
田中 怜
日本カリキュラム学会第35回大会自主企画セッションⅠ(ラウンドテーブル)/2024-07-07--2024-07-07 - 〈学校〉―〈生活〉に楔を打ち込む ―陶冶理論としてのカリキュラム研究のプロレゴメナ―
田中 怜
2023年度教育学域FD/2024-02--2024-02 - ヴォルフガング・クラフキによる「教えのアート教授学」の受容を通した一般陶冶論の変容 ――「時代に典型的な鍵的問題」と「時代を超越した人類的テーマ」の関係に焦点化して
田中 怜
関東教育学会第71回大会/2023-11-18--2023-11-18 - ヴォルフガング・クラフキは「鍵的問題」批判にどう回答しうるのか―問題志向型カリキュラムをめぐる議論と残された論点―
田中 怜
日本教育方法学会第59回大会/2023-10-14--2023-10-14 - 「鍵的問題」はなにがどう批判されたのか ―― 一般陶冶としての問題志向カリキュラムの可能性と限界
田中 怜
日本カリキュラム学会第34回大会/2023-07-08--2023-07-08 - 教授学における「サイバネティクス」―「死語」か「流行語」か―
田中 怜
中国四国教育学会第74回大会ラウンドテーブル4/2022-12-04 - 教えのアート教授学(Lehrkunstdidaktik)における「PISA後」体験―〈アート〉と〈テクノロジー〉の交錯点―
田中 怜
日本教育方法学会第58回大会/2022-10-01--2022-10-02 - 『教育方法学研究』はどのような知を生み出しているのか ―教育方法学の解釈学的アプローチにおける研究方法論を考える―
宮本 勇一; 田中 怜
日本教育方法学会第58回大会/2022-10-01--2022-10-02 - 「教えのアートの教授学(Lehrkunstdidaktik)」における授業づくりの方法論―「教えのアート・ワークショップ」の仕組みに着目して―
田中 怜
関東教育学会第69回大会/2021-11-20 - 多視点的授業(Mehrperspektivischer Unterricht)における「教え」の位置価―CIELプロジェクト(1971-1975)に対する「教師中心性」批判の再検証―
田中 怜
日本カリキュラム学会第32回琉球大学web大会/2021-06-27 - 必然的な論文を偶然に書くこと―論文執筆に内在する偶発性(Kontingenz)と意思決定(Entscheidung)―
田中 怜
日本教育方法学会2020年度若手支援企画/2021-03-20--2021-03-20 - ドイツにおける多視点的授業(Mehrperspektivischer Unterricht)の批判的発展―理論モデルの拡大と授業案の開発に着目して―
田中 怜
日本教育方法学会第56回大会/2020-10-11 - Multi-perspectives Lesson (Mehrperspektivischer Unterricht) as didactical reconstruction of social reality
TANAKA Rei
Trends and Issues of Educational Research in Kazakhstan, Russia and Japan/2020-03-05--2020-03-05 - 学校と生活の接続方法としての多視点的授業―「ヨーロッパ・プロジェクト」における多視点的・対話的な授業の実践と理論モデルの発展に着目して―
田中 怜
日本教育方法学会 第55回大会/2019-09-28 - Development and Challenge of "multi-perspective lesson" in Germany: How it can be represent in the school's in high modern (complex) society?
Tanaka Rei
Contemporary trends of development of higher education: Problems and perspectives/2019-03-19 - Development and Challenge of "multi-perspective lesson" in Germany: How it can be represent in the school's in high modern (complex) society?
Tanaka Rei
Innovation approaches in the preparing psychologists and pedagogs in universities of Japan and Kazakhstan/2019-03-18 - プロジェクト授業の中の「ヘンティッヒ・パラドックス」(Hentig-Paradoxon) ―グロックゼー学校にみられる授業の政治化から個人化への変容過程―
田中 怜
筑波大学教育学会 第17回大会/2019-03-09 - 改革教育学の批判的継承としての学校実験「イエナ-プラン・ヴァイマール」(Schulversuch Jena-Plan Weimar)―生活との差異に基づく学校改革の構想とその実践―
田中 怜
日本教育方法学会 第54回大会/2018-09-30 - 学校と生活を媒介する「実践的学習」(praktisches Lernen)の構想とその問題―1980-90年代ドイツの授業改革に注目して―
田中 怜
日本カリキュラム学会 第29回大会/2018-06-30 - PISA 以降の一般陶冶(Allgemeinbildung)論における学校の役割規定─ベンナーによる陶冶─コンピテンシー二元論克服の試みを通して─
田中 怜
日本教育方法学会 第52回大会/2016-10-01 - 教授による偶発性(Kontingenz)の演出方法─ドイツ政治教育におけるコンフリクト教授学の視座から─
田中 怜
筑波大学教育学会 第14回大会/2016-03-12 - プランゲの授業図式における反省的学習(reflexives Lernen)―主体的な学習のための授業構成の重要性―
田中 怜
日本教育方法学会 第51回大会/2015-10-10 - グロックゼー学校における改革学校の試みと自己修正―ドイツ改革学校の構想と実際―
田中 怜
筑波大学教育学会 第13回大会/2015-03-07
- 計画不可能なものの計画:「社会問題の教育化(Pädagogisierung sozialer Problemen)」 ―教育における再帰的な改革の駆動因を探る
- 担当授業科目
2024 -- (現在) 学級のカリキュラムと学習 筑波大学 2024 -- (現在) 人間学Ⅰ 筑波大学 2023 -- (現在) 教育学演習I 筑波大学 2023 -- (現在) 教育学特論Ⅰ-Ⅱ 筑波大学 2023 -- (現在) 課題解決特別演習A 筑波大学 2023 -- (現在) 教育課程論 筑波大学 2023 -- (現在) カリキュラム開発演習 筑波大学 2023 -- (現在) 教育インターンシップ基礎論 筑波大学 2023 -- (現在) 教育インターンシップ実践演習 筑波大学 2023 -- (現在) 教育学研究Ⅰ-Ⅲ 筑波大学 さらに表示... - 授業以外の教育活動
2023-10 -- 2023-12 高校生と教育インターンシップ学生の教育学協働学習プロジェクト 筑波大学人間学群教育学類(高大連携事業) 2023-10 -- 2023-10 茨城県教育委員会行政職員を対象とする資質向上研修 茨城県教育委員会 2023-10 -- 2023-10 筑波スクールリーダーズカレッジBコース 未来を創造するカリキュラム改革 筑波大学 2023-07 -- 2023-07 日本の学校教育課程 筑波大学・東北師範大学共同「教育系大学院生交流プログラム」 - 学協会等委員
2023-10 -- (現在) 関東教育学会 事務局次長 2023-10 -- (現在) 日本教育学会 広報委員会/委員 2018-04 -- 2021-03 関東教育学会 事務局幹事 2015-04 -- 2016-03 筑波大学教育学会 事務局幹事 - 学内管理運営業績
2024-04 -- (現在) 全学キャリア支援担当 委員 2024-04 -- (現在) カリキュラム委員会(次世代学校教育創成サブプログラム) 委員 2023-04 -- (現在) 全学委員 安全衛生担当者 2023-04 -- (現在) 人間学群50周年記念委員会 委員 2023-04 -- (現在) 人間学群広報委員会 委員
(最終更新日: 2024-08-03)