現在地

佐田 亜衣子(サダ アイコ; Sada, Aiko)

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所属
生存ダイナミクス研究センター
職名
助教
ORCID
0000-0002-0984-4280
性別
女性
生年月
1983-04
科研費番号
80779059
URL
eメール
 
研究室
柳沢裕美研究室
電話
029-853-7323(+81-29-853-7323)
Fax
029-853-7322(+81-29-853-7322)
研究分野
発生生物学
分子生物学
細胞生物学
研究キーワード
再生
老化
組織幹細胞
幹細胞生物学
遺伝子改変マウス
皮膚科学
糖鎖
表皮幹細胞
バイオエンジニアリング
上皮
研究課題
上皮幹細胞の老化プロセスの包括的理解:分裂頻度の異なる幹細胞に着眼して2018-10 -- 2022-03西村(佐田)亜衣子国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)/AMED-PRIME52,000,000円
組織の凹凸に着眼した上皮幹細胞の局在・機能制御とその加齢変化の解明2018-04 -- 2020-03西村(佐田)亜衣子科学研究費助成事業/若手研究4,160,000円
分裂頻度の異なる幹細胞に着眼した表皮幹細胞老化メカニズムの解明2017-04 -- 2019-03西村(佐田)亜衣子科学研究費助成事業/新学術領域研究(研究領域提案型)公募研究5,520,000円
マウス表皮をモデルとした幹細胞老化メカニズムの解明2016-10 -- 2017-03西村(佐田)亜衣子科学研究費助成事業/研究活動スタート支援1,560,000円
糖鎖プロファイリング技術を利用した幹細胞老化マーカーの同定とその分子基盤の解明2018-04 -- 2019-03西村(佐田)亜衣子Nanotech CUPAL/NRPコース8,100,000円
三次元的に組織構造と幹細胞局在を捉える:マウス遺伝学的手法と3Dプリンターを用いたアプローチ2018-09 -- 2021-05西村(佐田)亜衣子武田科学振興財団/2018年度ライフサイエンス研究助成2,000,000円
ステムセルエイジングから紐解く上皮の加齢性機能低下2018-12 -- 2019-11西村(佐田)亜衣子アステラス病態代謝研究会/2018年度研究助成金2,000,000円
レクチンアレイ法を用いた幹細胞老化度指標の確立とその応用2018-03 -- 2019-03西村(佐田)亜衣子中冨健康科学振興財団/平成29年度研究助成金1,500,000円
糖鎖プロファイリング技術を用いた幹細胞老化マーカーの網羅的探索2018-04 -- 2019-03西村(佐田)亜衣子ホーユー科学財団/平成30年度助成事業500,000円
幹細胞老化メカニズムの解明:2種類の幹細胞が共存するマウス表皮をモデルとして2017-04 -- 2018-03西村(佐田)亜衣子中島記念国際交流財団/平成29年度研究助成3,000,000円
職歴
2016-04 -- (現在)筑波大学 生存ダイナミクス研究センター テニュアトラック助教
2011-04 -- 2016-03コーネル大学 Molecular Biology and Genetics部門 博士研究員
2014-04 -- 2016-03日本学術振興会 海外特別研究員
2011-04 -- 2014-03ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム 長期フェローシップフェロー
2008-04 -- 2011-03日本学術振興会  特別研究員DC1
学歴
2006-04 -- 2011-03総合研究大学院大学 生命科学研究科 遺伝学専攻修了
2002-04 -- 2006-03静岡大学 理学部 生物地球環境科学科卒業
取得学位
2011-03博士(理学)総合研究大学院大学
所属学協会
2016-07 -- (現在)日本研究皮膚科学会
2009-04 -- (現在)日本発生生物学会
2006-04 -- (現在)日本分子生物学会
受賞
2017-06-09新学術領域研究合同若手会/2017ベストプレゼン賞
査読付き学術雑誌・国際会議論文
著書
  • Epidermal stem cell lineages
    Oinam L; Changarathil G; Ngo YX; Yanagisawa H; *Sada A
    Advances in Stem Cells and their Niches, 2019-04
  • New Insights into Mechanisms of Stem Cell Daughter Fate Determination in Regenerative Tissues.
    Sada A; Tumbar T
    International Review of Cell and Molecular Biology, pp.1-50, 2013
  • 上皮コンパートメントの幹細胞と障害に対する応答性の多様性
    佐田亜衣子
    月刊「細胞」, ニューサイエンス社, pp.11-14, 2018-06
  • 皮膚を作る幹細胞の同定・可視化技術
    佐田亜衣子
    Cosmetic Stage, pp.11-20, 2017-06
  • マウス表皮には分裂頻度の異なる2種類の幹細胞が共存する
    佐田亜衣子; Tumbar T
    実験医学, 羊土社, pp.2700-2703, 2016-10
  • マウス表皮においては性質の異なる2種類の幹細胞が共存する
    佐田亜衣子; Tumbar T
    ライフサイエンス新着論文レビュー, 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構, 2016
  • 組織幹細胞
    佐田亜衣子
    seriesモデル動物利用マニュアル 生物機能モデルと新しいリソース・リサーチツール, エル・アイ・シー, 2011-02
  • マウス精原幹細胞を制御する分子メカニズム
    佐田亜衣子; 相賀裕美子
    細胞工学, 秀潤社, pp.658-663, 2010-07
会議発表等
  • Maintenance of heterogeneous epidermal stem cell populations by the distinct niche
    Sada A
    Japan-Singapore International Skin Conference 2019/2019-04-10--2019-04-12
  • 皮膚の再生を担う幹細胞ダイナミクス〜発生から老化まで〜
    佐田亜衣子
    富士フィルム講演会/2019-11-09--2019-11-09
  • 表皮における幹細胞ダイナミクス
    佐田亜衣子
    第91回日本生化学会大会/2018-09-24--2018-09-26
  • Defining the stem cell lineages in adult skin epidermis
    Sada A
    CDB Symposium 2018/2018-03-26--2018-03-28
  • 皮膚恒常性維持と損傷治癒を担う幹細胞の同定:細胞分裂頻度の違いに着眼して
    佐田亜衣子
    第17回日本再生医療学会総会/2018-03-21--2018-03-23
  • 細胞分裂頻度の違いに着眼したマウス表皮幹細胞の同定
    佐田亜衣子
    第3回幹細胞研究会/2017-11-29
  • マウス表皮幹細胞の同定と制御メカニズムの解明
    佐田亜衣子
    第10回Symphony/2017-09-17--2017-09-18
  • Defining the stem cell lineages in the mouse inter-follicular epidermis
    Sada A
    The 15th Stem Cell Research Symposium/2017-05-26--2017-05-27
  • Stem Cell Lineages of the Interfollicular Epidermis.
    Sada A
    Gordon Research Conference, Tissue Niches & Resident Stem Cells in Adult Epithelia/2016-08-07--2016-08-12
  • Defining the stem cell lineages in adult skin epidermis.
    Sada A
    RIKEN CDB seminar/2016-06-27
  • Differential surface protein modifications during epidermal stem cell aging
    Oinam L; Changarathil G; Kawazoe K; Tateno H; Sada A; Yan...
    The 19th International Joint Mini-Symposium on Molecular and Cell Biology/2019-05-03--2019-05-04
  • 眼表面上皮における幹細胞ダイナミクス解析
    石井柳太郎; 柳沢裕美; 佐田亜衣子
    第41回日本分子生物学会年会/2018-11-28--2018-11-30
  • Differential surface protein modifications during epidermal stem cell aging
    Oinam L; Changarathil G; Kawazoe K; Tateno H; Yanagisawa ...
    第41回日本分子生物学会年会/2018-11-28--2018-11-30
  • Differential surface protein modifications during epidermal stem cell aging
    Oinam L; Sada A; Changarathil G; Kawazoe K; Yanagisawa H;...
    10th Asian Community of Glycoscience and Glycotechnology Conference/2018-11-18--2018-11-21
  • Maintenance of heterogeneous epidermal stem cell populations by the distinct niche
    Oinam L; Changarathil G; Tsunezumi J; Yanagisawa H; Sada A
    Gordon Research Conference on Tissue Niches and Resident Stem Cells in Adult Epithelia/2018-08-19--2018-08-24
  • Slc1a3 is expressed in a subset of the heterogeneous stem cell population within the inter follicular epidermis in mouse and human skin
    Ghuwalewala S; Sada A; Leung E; Tumbar T
    Gordon Research Conference on Tissue Niches and Resident Stem Cells in Adult Epithelia/2018-08-19--2018-08-24
  • Differential surface protein modifications during epidermal stem cell aging
    Oinam L; Changarathil G; Kawazoe K; Tateno H; Sada A; Yan...
    Tsukuba Global Science Week (TGSW) 2018/2018-09-20--2018-09-22
  • Differential surface protein modifications during epidermal stem cell aging
    Oinam L; Sada A; Changarathil G; Kawazoe K; Yanagisawa H;...
    9th Symposium of Indian Scientists Association In Japan (ISAJ)/2018-12-07--2018-12-07
  • Wild-type and SAMP8 Mice Show Age-Dependent Changes in Distinct Stem Cell Compartments of the Interfollicular Epidermis
    Changarathil G; Ramirez K; Isoda H; Sada A; Yanagisawa H
    9th Symposium of Indian Scientists Association In Japan (ISAJ)/2018-12-07--2018-12-07
  • Defining the stem cell lineages in the mouse inter-follicular epidermis
    Sada A; Jacob F; Leung E; Wang S; White BS; Shalloway D; ...
    日本研究皮膚科学会 第41回年次学術大会・総会/2016-12-09--2016-12-11
  • Defining the stem cell lineages in the mouse inter-follicular epidermis
    Sada A; Jacob F; Leung E; Wang S; White BS; Shalloway D; ...
    第39回日本分子生物学会年会/2016-11-30--2016-12-02
  • 表皮幹細胞の発生、恒常性維持、老化メカニズムの解明
    佐田亜衣子
    第6回皮膚の会/2018-03-10--2018-03-11
  • マウス表皮幹細胞を規定する分子マーカーの同定と制御メカニズムの解明
    佐田亜衣子
    第5回皮膚の会/2017-03-04--2017-03-05
  • Defining the stem cell lineages in the mouse inter-follicular epidermis
    Sada A; Jacob F; Leung E; Wang S; White BS; Shalloway D; ...
    第27回CDB Meeting/2016-11-14--2016-11-15
担当授業科目
2017-08 -- 2018-08人体発生学特講筑波大学
2016-10 -- 2018-10血管生物学のトピックス筑波大学
2016-04 -- 2018-06研究発表と討論筑波大学
一般講演
  • 皮膚の老化と健康を担う幹細胞のはたらき
    佐田亜衣子
    平成28年度筑波大学公開講座 老化と健康の科学/2016-08-26--2016-08-26
学協会等委員
2018-04 -- 2021-03日本研究皮膚科学会評議員
学内管理運営業績
2018-12 -- 2019-02卓越大学院プログラム ヒューマニクス学位プログラム運営委員会委員
2018-10 -- 2020-03卓越大学院プログラム ヒューマニクス学位プログラム広報委員会委員
2018-10 -- 2019-03生存ダイナミクス研究センター 広報委員会委員
その他の活動
2018-11 -- 2018-11第41回日本分子生物学会年会にてシンポジウムの共同座長を務めた
2017-10 -- 2017-10HFSP fellowshipの受賞経験者として筑波大学・HFSP説明会で「Best possible career booster for young scientists」の講演を行った
2017-03 -- 2017-03筑波大学ダイバーシティ部門主催「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)のインパクトとマネジメント」の討論に参加
2017-01 -- 2017-01筑波大学・産業技術総合研究所・日本IBM主催のシンポジウム「イノベーション創出へ、女性研究者・技術者の潮流を起こす」に参加
2016-09 -- 2016-09Tsukuba Global Science Week の「若手研究者の研究環境等に関する提言セッション」および「女性トップ研究者と語る夕べ」に参加
メッセージ
幹細胞の不思議に魅せられ、精巣、皮膚など色々なシステムを用い、幹細胞研究を行ってきました。トランスジェニックマウスを用いたアプローチを得意としています。オミクス解析や糖鎖工学、バイオエンジニアリングといった異分野融合にも積極的に取り組み、新しくて面白いことを発見すべく、日々研究に邁進しております。幹細胞やニッチ、老化、再生医療、皮膚科学、発生学に興味のある人、つくばの地で思う存分研究したい人、ぜひご連絡ください。 略歴:2011年総合研究大学院大学生命科学研究科博士課程修了。博士課程では相賀裕美子教授の下、精原幹細胞におけるNanos2の研究を行う。その後米国コーネル大学Tudotira Tumbar研究室にて、5年間博士研究員として皮膚幹細胞研究に従事した。2016年4月より筑波大学生存ダイナミクス研究センター(旧・生命領域学際研究センター)柳沢裕美研究室テニュアトラック助教として、学生さんと一緒に皮膚幹細胞の再生・老化研究に取り組んでいる。 現在の研究について:組織幹細胞は、恒常性維持や臓器再生に重要な役割を果たすとともに、近年では、がんや老化との関連性も強く示唆されている。私たちは、組織幹細胞の基礎的特性や制御機構を理解するため、マウス皮膚、眼、口腔の3つの上皮組織をモデルに研究を行っている。古典的なモデルにおいて、幹細胞は、活発に分裂するtransit amplifying(TA)細胞を生むことで、自身の細胞分裂頻度を減らし、がん化や老化を防ぐと考えられてきた。しかし私たちは、驚くべきことに、マウス表皮においては、分裂頻度の低い細胞、高い細胞が、独立した幹細胞として働くことを見いだした(Sada et al., Nat Cell Biol 2016)。今後は、同定した幹細胞マーカーや解析ツールを用い、皮膚幹細胞の発生、恒常性維持、老化のメカニズムを、細胞・分子レベルで解析する。幹細胞制御に関わる作用機序や原因因子の解明は、再生医療への応用や、がんや老化の予防・治療へとつながることが期待される。

(最終更新日: 2019-05-22)